車でユルお遍路ときどき観光☆愛媛編「41番龍光寺」「42番佛木寺」「43番明石寺」

ここからはピッチを上げてお寺を参拝。

「41番札所 龍光寺」公式HP
大同2年(807年)に弘法大師が稲荷大明神を安置し開基。明治元年に神仏分離された。
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往時の神仏習合の面影を色濃く伝えている霊場で、山門は小ぶりの石の鳥居。ナビで駐車場へ行くと見逃しちゃうょ。
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お地蔵さんと狛犬が出迎えてくれる☆
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御朱印を頂いたら石段を更に登って神社の方へ。
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龍光寺は明治の廃仏棄釈令で失われた本堂を昭和になって再建したので、逆に神社(旧本堂)が相当古く感じる。
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三間(みま)平野が見渡せる。神様はいつもこんな晴れ晴れとした景色を見ているのかな?

「42番札所 佛木寺」 公式HP
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かなり立派な山門で門の向こうに弘法大師が出迎えてくれる。広大な平野が広がる大地にある事から、豊かな檀家さんが多いのかな。門前に歩き遍路さんが休憩できる遍路小屋(通夜堂)あり。
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茅葺き屋根の鐘楼は、四国霊場の中でもここだけ!300年以上の歴史があるそう。秋の風情が良く似合う。
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胎内銘入りの弘法大師像としては日本最古と言われている座像のある大師堂が本堂と並んで建つ。ここで先達さんが拍子木を打っているグループと遭遇。勉強になります・・・
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牛を引く老人の誘いで牛に乗ってやってきた弘法大師が、以前唐からえいっと投げた宝珠をこの地に見付けて佛木寺を建立。大師が掘った大日如来の眉間に宝珠を埋めて本尊としたという由来から、牛をお祀りした家畜堂が本堂の横にある。

「43番札所 明石寺」公式HP
源頼朝が命の恩人の池の禅尼を弔って寺を修復し阿弥陀如来を安置、のちに宇和島藩主伊達宗利の祈願所となった。
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山の中に威風堂々と建つ霊験あらたかな雰囲気の立派な仁王門。ここが素晴らしいのは仁王門と本堂・大師堂の雰囲気が揃っていること。
本堂の左手奥にはかつて神仏習合だった名残りが遺されている。
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明治になって信者の浄財で立て直された本堂の天井画は鳥の絵が多く細工も細かく見事、
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仁王門のところに次回修復のための瓦が置いてあり、祈願を書いて奉納することが出来る。
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この記事へのコメント

  • おはようございます。
    お遍路レポート、楽しく拝見しています。
    まだ~むさんがとても丁寧に書いてくださってるので、愛媛を回るとき、すっごく参考になります、ありがとうございます。

    ↓のお店も美味しそう♡
    それにしてもまだ~むさん、お写真、ほんと綺麗ですね。
    天井画もバッチリ!(*^-^*)これは私も回るとき、絶対忘れずに見なくちゃ。
    2023年10月01日 07:00
  • ノルウェーまだ~む

    >瞳さん
    >
    うれしい~~♬写真もお褒め頂き光栄です。
    旅の記録は自分の為でもあるんですけど、こうしてこれから旅に出ようかなとか、お遍路どう回ったらいいかな?と思っている方のお役に立てるのが何よりなんです。
    私自身も色々な方のブログを参考にしていることが多いんですよ。観光ガイドに乗ってない本音とかも判りますしね☆

    瞳さんのご家族は週末1泊で回られる事多いのかな?ヒオウギ貝絶対寄ってくださいね!必ず前を通ることになりますし☆
    2023年10月01日 09:26

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