最っっ高!!もうこんな見事なアクション映画、他にない!? 「イエェ~」
多分一人で敵を殺した数は過去一多いのではないかと思う。勿論007だってエクスペだって相当な人数倒しているけど、ジョンウィックは爆弾とか火炎放射器とか使わないからね?
「ジョン・ウィック コンセクエンス」 公式サイト
NYコンチネンタルホテルの掟を破ったことで追放処分となったジョンウィック(キアヌ・リーブス)は、地下のキング(ローレンス・フィッシュバーン)に拾われ、復讐の機会を狙っていた。
主席を束ねる若き侯爵よりジョンの旧友ケイン(ドニー・イェン)が差し向けられ、再び賞金首となったジョンは…
もう楽しみ過ぎて、直前に1作目、チャプター2、パラベラムまでしっかり見ておいたからバッチリ。
実は前作までは次第にジョンウィックの命を狙う人数が増えていくだけになってきていたから、正直同じようなドンパチで終わったらどうしよう?と心配していたのだった。
ところが同じ様にドンパチなのに、全く違う見せ方でもう本当に飽きる事が無く、169分あってもどんどんテンション上がってくばかり!特筆すべきはジョンウィックお馴染み長回しワンカットで撮影されたお屋敷の部屋部屋を移動しながらの戦い、もう見事!
大阪コンチネンタルの支配人シマズに真田広之。小柄で華奢なのに物凄い貫録があって、もう不動の「世界の真田広之」になっていると実感できる。
ドンパチシーンを日本で撮影出来なかったのか?3作目の忍者との戦いに似ているいかにもセットな大阪や、梅田に行かせてどしようと?というツッコミはあるものの、細部にわたって日本カルチャーを再現しようとしている地下鉄の『車内アナウンス』やポスターの「ラーメン」の文字に監督とキアヌの日本愛を感じられてなかなかに良い☆
3作目で7回も切り刻まれたのに、パリまで万能スーツをお届けしてくれるキングにはもう少し活躍してもらいたかった。
犬好きに悪い人はいない☆
少年漫画と違うのは『昨日の敵は今日の仲間』だけでなく『昨日までの友人が今は敵』
でもこの辺のバランスに正当性があり、いったいどっちなんだい!?というハラハラも上手に持続させて絶妙なのだ。犬から始まった物語が最後まで繋がっていくのも、このシリーズが同じ監督で続けられヒットしてきた所以かと。
NYらしさ、大阪らしさ、ベルリンらしさ、パリらしさの描かれ方が秀逸。
若きラスボスにあの名優ステラン・スカルスガルドの息子で「ITそれが見えたら終わり」でペニーワイズを演じたビル・スカルスガルドがこれまたいい感じに上品で冷徹な公爵を見事に演じている。
『肉を切らせて骨を断つ』なジョンウィック戦法も最後まで『初志貫徹』していて、もう言うことなし!
エンディングの最後の最後にオマケ映像。続編が実はあるというウワサを耳にしたけど…
サクレクール寺院のとんでもない階段落ちや、生きている方が不思議だったコンチネンタルホテルからの落下もスタントさんよね?いやCGであってくれ!な過酷アクションから解放され自由となったキアヌと信じたい。
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この記事へのコメント
ノラネコ
前作まで風呂敷広げ続けた話で、どうなることやらと思ったけど、うまく畳んできましたね。
来年のスピンオフは2と3の間の話で、ジョン・ウィックも出てくるそうですよ。
ノルウェーまだ~む
>
なるほど!スピンオフが続編となって、ジョン・ウィックも活躍の場があるのですか、それは楽しみ~♬
てっきりED最後の続きをやるのかと思ったけど、あれはコンセクエンス的〆ってことだったんですね☆
きさ
今回は完結編という感じで、ウィックの旧友でドニー・イェンと真田広之が登場する豪華編。
面白かったです。
お話はかなり無理がありますが、アクションが冴えているのは前作までと同じ。
最後は完結編らしい終わり方なんですが、、続編作る様です。
ノルウェーまだ~む
>
続編ビックリです。話によればスピンオフ作品みたいですね。
近々、コンスタンチンホテルの若き支配人のドラマをネトフリでやってるのを見るつもりです。
ここなつ
いやー、ホントこのシリーズは面白いですよねー。
犬に始まり犬で締めて…正におっしゃる通りです。
日本愛溢れるキアヌの日本のシーンは、嬉しくはあったんだけど、あの極彩色や鎧がガラスケースに入っている感じはちょっと既視感(他の映画での日本のアクションシーンの描き方)があったので、個人的には少しだけお腹いっぱいという感じでした。
一方でコンチネンタルホテル的な要素や血の誓いみたいな部分は、いくら沢山あってもいいな、という感じ。勝手ですが(笑)。
ラストの決闘シーン良かったですよねー。
あそこの決闘に至るまでの決め事や、いつまでたっても登れない階段とか(笑)すごく面白かったです。
そうそう!ビル・スカルスガルドには私もおっ!!と思いました。いい悪役の味出してました!
ノルウェーまだ~む
そうなんです〜あのガラスケースの鎧兜の部屋の格闘は、一つ前のジョン・ウィックで使ってるんですよね…あのエセ忍者達との闘いで。
何で似たような事するのかな?って思いながら見てました。
登れない階段!サイコーでしたねwww
ビル・スカルスガルドの悪役っぷりも絶品でしたし、スペイン?だっけ?の部屋を移動しながらのワンカット撮影も見事でした。
ふじき78
下りエスカレーターかと思った。
ノルウェーまだ~む
>
下りエスカレーターも頑張れば登れますね♬
瞳
ようやく観れました、まだ~むさんの感想に頷きっぱなし。
アクションシーン、長すぎ~だけど、見せ方が面白いから見入っちゃう。お屋敷上から映したあのシーン、面白かったですね。
そうそう、そして世界の真田、私もおんなじことレビューに書きましたよ。
犬に始まり、犬に終わる・・シリーズ通しての犬愛も、不思議おかしなルールがまかり通るところとか、ジョン・ウィックワールドを最後まで貫いてくれてヨカッタですよね。
まだ~むさんは見る前に1から観返してたのね。
私はこれ観てからまた最初から見直しました。「1」でも、車ぐるぐる回してておんなじだ~~って(笑)
ノルウェーまだ~む
>
シリーズが全部で4作品?これ改めて考えてみると数日間の話だったので(今作以外)ジョン・ウィックが終始ボロボロな訳よね(笑)
そしてずっと同じ様に闘い続けてるだけwwwなのに、やっぱりアクションの撮影の仕方が魅力的で、ホント魅入っちゃう♬
ひとみさんも1から見ちゃいました?
順番間違えても差し障り無いほどアクションばかりなのに、犬愛を含め魅力的な殺し屋たちにすっかりヤラレちゃいましたね☆