試写会「ネクスト・ゴール・ウィンズ」ほぼ実話☆体型と心の豊かさは比例する⁉

笑って笑って泣いて笑って…
まさか泣くことになるとは思わなかったのでハンカチ準備間に合わず、途中で顔中ベチャベチャに。

スポーツするどころかスポーツ観戦もしない私は滅多にこのタイプのを見ないのだけど、これは良くある弱小チームが頑張って勝っちゃう少年ジャンプ的な話とはまたちょっと違う、生きるためのヒントが沢山隠されてる映画なのだ!

「ネクスト・ゴール・ウィンズ」(2月23日公開)
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2001年W杯予選でオーストラリアに31対0で負けたアメリカ領サモア代表チーム(事実)。過去のトラウマで有力選手は去り、おおらかな練習でどの試合も1点すら取れないでいた。
米国サッカー連盟は実力はあるのに感情が不安定なトーマス(マイケル・ファスベンダー)を新コーチとして派遣。いやいや引き受けたコーチだったが…

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漫画に出てくるような到底勝てそうにも無いメンバーばかり。これではコーチも呆れるね?
いくら感情のコントロールが出来ないと言っても、あのくらいの叱咤は日本のスポーツ界ではごく普通なので、新コーチが横暴と言われるのはどうもピンとこない。とは言え、あの冷徹なマグニートーのマイケル・ファスベンダーだからね、鬼教官としてはこんなにもしっくり来るキャスティングないよ。
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選手の一人の父でもあり、サモアのサッカー協会会長でもあり、レストランの店主でもあり、観光ガイドでもあるタビタは、賭けでチームが負けた為顔におっぱいを11組も描かれるが…
このタビタが毎度良い格言を言ってくれるのだけど、トーマスコーチはそれを丸パクリにして選手に説法する。映画はほぼ実話ってことだけど…?
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実は辛い過去を抱えて自分がいっぱいいっぱいのトーマスは、なかなか選手の立場に立てない。第三の性を持つチームのリーダーのジャイヤと共に乗り越えていく様は、私たちが見ても学べるものが多い。
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スポーツ物なせいか試写会場は圧倒的に男性多数。でも女性でも誰でも、人生行き詰まってドン底の人ほどゆるゆるした気分で観て欲しい。

エンディングで登場する実際のジャイヤもコーチもまんまそっくり。あとED後にオマケがあるのでお見逃しなく。あの変なTシャツの神父ってタイカ・ワイティティ監督では?

この記事へのコメント

  • margot2005

    >あの冷徹なマグニートーのマイケル・ファスベンダー...
    キャラにぴったりでした。
    青筋立てて怒る時と、はしゃぎまくる姿のギャップに笑いました。
    タビタとジャイヤの存在がnice。
    でも感動はあまりなかったかな?
    席を立っておまけは見てないんですが、神父は監督でしたね。
    2024年03月18日 20:30
  • ノルウェーまだ~む

    >margot2005さん
    >
    やっぱり監督が神父さんやってましたね?私帰ってから公式サイトで監督の顔見て、神父じゃーん!ってなりました。
    まあ、やたらぐいぐい来る神父だなと観ている時も思ったんですけどww
    マイケル・ファスベンダーどんぴしゃな役でしたね♪
    2024年03月18日 21:09

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