あちこちで河津桜も咲き始めた☆お散歩から帰ってパパンがお昼寝する隙に好きな映画を楽しんじゃおww
それにしてもアジア映画は、どうして四字熟語が多いのかな…?
「共謀家族」 (2019年)中国
共謀家族(吹替版) - シャオ・ヤン, ジョアン・チェン, タン・ジュオ, フィリップ・キョン, チョン・プイ, オードリー・ホイ, ヤン・ウェイウェイ、ジャイ・ペイ, サム・クアー, マー・シュエ、リン・チャオリン
中国からの移民としてタイに住むリーは小さなインターネット会社を経営し、穏やかな人柄で地域の人たちから慕われていた。
高校生の娘は夏のキャンプでレイプされその動画で脅され、思わず殴り殺してしまう。母は裏の墓地にこっそりと埋めるが、出張から帰ったリーは…
latifaさんオススメ映画。もう最後までドキドキしながら見てて未だ興奮冷めやらずな感じ。
最初は中国の映画なのにお金はバーツだし言葉はタイ語だしムエタイだし金色の寺院だし??と戸惑っていたら、どうやら中国からの移民らしい。彼の信心深さと穏やかな物腰は、親を暴動で亡くし孤児になった彼が寺院で育ったからなのかも(説明なし)
最後にキーとなるヤギが気になって調べたら非常に宗教的な意味があって、古代ユダヤで民の罪をヤギに負わせ野に放つ『スケーブゴード』=責任を転嫁するための身代わりの事らしい。
主人公リーが僧侶にお布施をする時に「自分の利益のためにお布施をしても功徳は得られない」と受け取ってもらえないシーンがあるのだけれど、リーさんがこれまでに近隣の人に親切にしてきたことで、皆が一家の味方になってくれるあたり大変仏教的な教えが詰まった作品と言える。
インド映画のリメイクらしいけど、何故中国が舞台じゃないのか?と考えるとより興味深い。
「犯罪都市THE ROUNDUP」 (2022年)韓国
犯罪都市 THE ROUNDUP - マ・ドンソク, ソン・ソック, チェ・グィファ, パク・ジファン, ホ・ドンウォン, ハジュン, チョン・ジェグァン, キム・ミンソン, イ・サンヨン
ベトナムへ国外逃亡中の犯人を引き取りに向かったマ刑事は、彼の怪しい言動から裏で犯罪が行われていると察知し、現地警察を無視した捜査を始める。そこで犯罪者も恐れる凶悪な男カンが浮上する。吐かせたアジトには4人の死体が埋められていて…
すっかりマ・ドンソクのファンになってしまった「犯罪都市」の2作目。相変わらず面白い~~
今回の舞台はベトナム。実際に韓国人が多く流れていくのか、きっちり制服を着ているけどあまり何もしないベトナム警察が、ちゃんと韓国語を理解出来るっていう設定?なのも面白い。
毎度あまりにサイコな犯人も、ある意味超人ハルク的に強いマ刑事がいるかぎり必ず正義が勝つ結末に、安心して見ていられるというのもこのシリーズの人気のポイント。こういうのって『酷いことは酷い』と描きがちな韓国映画においては珍しいよね?
もうすぐ日本人ヤクザで青木崇高が日本刀を振るう3作目の新作が公開されるので、それも楽しみ~♬
「非常宣言」 (2022年)韓国
非常宣言(吹替版) - ソン・ガンホ, イ・ビョンホン, チョン・ドヨン, キム・ナムギル, イム・シワン, キム・ソジン, パク・ヘジュン, ハン・ジェリム, ハン・ジェリム
妻が乗ったハワイ行の飛行機のテロ予告の情報を聞き、早速動いたイノ刑事(ソン・ガンホ)は青年の部屋で死体を発見する。
機内では既に生物兵器が撒かれていた。飛行機恐怖症で元パイロットのパク(イ・ビョンホン)は娘の命を救おうと必死だったが、飛行機内では半分の人が死に、どの国からも緊急着陸を拒否されて…
公開当時は「ありがち」な航空機パニックものとしてスルーしていた作品。ところが彼らの思いもかけない『自己犠牲』精神に正直泣いちゃって…
犯人の拡大自殺願望や、非常事態にも拘らず(だからこそ)受け入れを拒否する各国の空港、自国の一般人たちの反対デモに対し、機内では殺人ウイルス感染に対しもっとパニック的に醜い争いが起きるかと思いきや、皆助け合い励まし合い、最後には全員一致で自己犠牲の「死」を選ぶといった意外な展開に、このまま反対デモの群衆に飛行機ごとツッコんでしまえ~!と思った自分が情けない(犯人と変わらんやん)
友達からどんな目に逢ったのか「アトピー」をうつさないようにと『いつも人の事を気に掛ける』娘の存在に心洗われた。
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この記事へのコメント
latifa
「共謀家族」ご覧になったんですね。
トリックとかは、ん? それはどうかな?と、色々穴があるけど、あのお父さんを応援したくなっちゃってね。
舞台がタイっていうのは、何なんでしょうね。
他の2本、私も先月(アマプラ入ってた時に)チェックしていて、見ようかなー?と思ってたけど、見れないままになっていた映画でした。
それと、下の記事でタイ料理レストラン(ミシュランの)も楽しく拝見しました!
昔、タイ料理とかエスニックレストランが好きで東京であちこち行くのが好きだったけど、今は全然行けなくなっちゃって。でも、こうやってこちらで色々見せてもらうと雰囲気とかお料理とかを感じられて目の保養です♪
ノルウェーまだ~む
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「共謀家族」は本当の捜査ならあっという間に証拠が挙げられる様な事件だったけど、元々警察が証拠を捏造して犯人を捕まえる国?みたいだから(笑)この映画が成り立つんでしょうね。
「正しい」事の基準がある意味真っ当でしたね。
latifaさんもタイ料理とかお好きでしたか⁉誰もコメントなくて寂しく思ってました…ここは本当に本格的で、最近多い食べやすいお馴染みタイ料理ではないのが本当にオススメです!
ここなつ
四字熟語…笑える!確かにそうかもですねぇ。でも、下手に英字で題名付けられるより(日本人には)わかりやすくていいのかも?!
こちらに書かれている中で鑑賞したのは「犯罪都市」と「非常宣言」ですが、どちらも面白かったです。結構アジア映画の暴力描写やパニック描写はエグいものが多いですが、覚悟を決めて観るからか、いつも単純に引き込まれております。
ノルウェーまだ~む
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もうすっかり慣れたのもありますけど、韓国映画の「グロいシーンを見せつけたがる」映画でなければ、多少そんな描写があっても、最近はそっちを誇張せずに描く映画も多くて、物語の筋の方で魅力的なものが増えていると感じます。
気が付いたら何故か4字熟語の作品ばかりチョイスしてて、我ながら驚いたんですww
3文字よりなんとなく収まりがいい気がしますね~(笑)
ふじき78
ドンソク兄貴がいれば、、、、、事態の鎮静化は早いが、犯人を思いっきり壁ドンして穴をあけてしまいそう。マンガかよ。
ノルウェーまだ~む
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確かに〜!(笑)
ドンソク兄貴だと飛行機ぶっ壊されるか、ゾンビになって蘇った人たちと戦うような違うパニック映画になりそうです。
ふじき78
マ・ドンソクも偉いけど、敵がこれでもかと凶暴なのは偉かった。
ノルウェーまだ~む
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コメント再びありがとうございます~
適役の人、相当に狂暴でしたね・・・包丁よりも強い何か平べったいヘラみたいなのが意外と危ない武器なんだな~って思いましたww