パパンが再び帰省したし、劇場で映画観るぞ~!大きなスクリーンで観るべき映画と言ったら当然これ!
ビジュの美しさやSF的造形の凄さ、キャストの贅沢さにぽか~んと口を開けて観てると、口の中が砂でじゃりじゃりしそうなくらい没入感がハンパ無い。
「デューン 砂の惑星 PART2」 公式サイト
皇帝と手を組んだハルコネン家によってアトレイデス家を壊滅させられ、砂漠へ逃れたポール(ティモシー・シャラメ)と母(レベッカ・ファーガソン)は、砂漠の民フレメンに受け入れられる。チャニと心を通わせつつ、ポールは次第に救世主として崇められていく。遂に民を纏めてハルコネン家へ乗り込んでいくが、そこには冷酷な次期男爵フェイド=ラウサ(オースティン・バトラー)が待ち受けていた…
前作は内容はほぼスターウォーズだし、砂漠に逃れた所が判ってるからいいか…とおさらいせずに鑑賞したら失敗。勿論見なくても充分理解出来るのだけど。
とにかく場所の名前、人の名前、ほぼナウシカのような救世主としてのポールの呼び名、フレメンの仲間としての名前って、一人の人を色々な呼び名で呼ぶの止めてww 加えて詩のような美しい文章…と言えば綺麗だけど、いかにもゲームの世界で出て来そうな中二病的言い回しが理解出来ず苦戦。
映像美は前作をしのぐ迫力☆主役級のキャストを惜しげもなくちょいっと出す豪華さ!
とにかく美しく魅せたいという監督の意欲がほとばしっていてBBCの自然ドキュメンタリーのよう。スターウォーズとロードオブザリングで必ず寝てしまう私は、この癒されちゃうシーンと暗めのシーン、重低音が鳴り響き大人数で戦うシーンで一瞬危うく…(笑)お隣のお嬢さんは1/3ほどこっくりこっくりしていたyo
いやがうえにも覚醒するのは「エルヴィス」で主演を務めたオースティン・バトラーのサイコぶり。パート2の見どころを一言で言えば彼なんじゃないかなww
驚いたのはハルコネンが祖父だったってこと。急に凄い情報を入れてくるのに、美しい映像に相当時間を割いて細かい説明がないから混乱しちゃうょ。
足や手にキスさせて相手を屈服させる事で復讐を果たして、権力争いに勝つ事が今回のゴールだったので逆にあまり爽快になれず。映画じゃなくてゲーム画面を見てた気分?
ちなみにフレメンは衣装といい言語といい宗教といいイスラム圏の人たちの様で、加えて「原理主義」も仲間に入れたり、皇帝側は核を保有して脅しに使っているし、ハルコネン兵は国連軍の戦闘服みたいだし、何か意味があるのかな?とつい深読みしてしまった…
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この記事へのコメント
瞳
これはやっぱり大きなスクリーンで観たいですよね~!!
まさに監督渾身の世界観!素晴らしかったーーー。
>一人の人を色々な呼び名で呼ぶの止めてww
確かに~!(爆笑)みんないろんな名前で呼んでますもんね。惑星アラキスだって通称デューンって。どっちやねん(笑)
>スターウォーズとロードオブザリングで
あらっ!そうだったんですね~♪そういえばロードもいろんな名前(エルフ語などなど)がありましたよね。
オースティンのサイコっぷり、見事でしたね。原作どおりではありましたが「3」にも持ち越してもいいくらいの存在感でした。
たぶん「3」では女性たちの活躍(暗躍)が増えると思います、豪華なキャストですから楽しみですね。
>何か意味があるのかな?とつい深読みしてしまった…
確かにいろいろ考えちゃいますよね~。
ノルウェーまだ~む
>
大迫力の映画は大きなスクリーンで観なきゃですよね~♬存分に楽しめました。
ハリポタでもそうだけど、欧米の作品は1人の人を愛称で呼んだり下の名前上の名前だったり、肩書で呼んだり…とにかくカタカナ名前が苦手なので、途中で目が白黒しちゃうのww
映画は原作通りなのね~?原作ファンにとっては最高でしたね!
最終章って触れ込みだったはずなのに、あれ?パート2だしラストは続きがありそうだし・・・って、やっぱり3があるんですね。
女性たちの活躍、キャストが豪華だけに楽しみ過ぎる~!
きさ
俳優陣も好演していて特に悪役のオースティン・バトラーが印象的。
伝記映画でプレスリーを演じた人ですね。
ただ、ラストがなあ、、原作を改変して戦いは続くという終わり方になってます。
ヴィルヌーヴ監督はPART3を作りたいらしく、続編への含みを持たせたかったのかな。
ノルウェーまだ~む
>
原作読まれていらっしゃるんですね?
私は読んでないですが、ラストがどう見ても続編ありって感じでしたね。
今までは想定済みの展開だったので、続編楽しみにします。
margot2005
同感です!オースティン存在感ありましたよね。
キャストは砂に塗れて大変だったかも?
前作は映画館に行けなくて家で配信で...
これは絶対大画面で観たい!の思いがあり満足でした。
ノルウェーまだ~む
>
大画面で観てこその映画でしたよね。
物語としては、名前がややこしくて難しい以外は単純な話なので、どちらかというと圧倒的な大自然とSF世界、ティモシーとオースティンを堪能する映画なのでしょうwww
latifa
ノルウェーまだ~むさんの感想、同じ、同じ!!
私もカタカナ名前や、色々な呼び名があるのは混乱するし覚えられないからやめてー!って思う人。
それとロードオブザリングは1作もちゃんと見れたことがない・・・途中で挫折・・・。
スターウォーズはちゃんと見れてるんだけどね。
オースティンさんは凄かったね。光ってた。
>足や手にキスさせて相手を屈服させる事で復讐を果たして、権力争いに勝つ事が今回のゴールだったので逆にあまり爽快になれず。
それ! なんだかなあ・・・と思っちゃった。
ポールがこんな風に(支配者)なっちゃったよ・・・ってちょっぴり悲しくなっちゃった(ここ、喜ぶところなんだろうけど)
ノルウェーまだ~む
>
そうそう!全くもってその通りなんです!
私もポールがあんな形で支配者に君臨して、悲しくなっちゃったんです!
ってか、逆にかれにだけはそうなって欲しくなかった…と言うのが正直な所。
レジスタンスの立場の人が支配者に取って代わって、それで世の中を良くしようとするのは、主人公がシャラメ君だから応援するけど、結局長い歴史の中でそうして自分が正しいと信じて戦争が繰り返されてきた訳で、全くSFの未来になってもそんな事やってんの?って言う意味でも悲しくなりました。
ごみつ
漢字の記事にコメントいただき有り難うございました。
私も、さっきやっとこさ「デューン」の記事、アップいたしました。
見てからかなり時間がたっていて、遅いコメントですみません~。
そうそう、このヴィルヌーヴの「デューン」はビジュアルが凄いですよね。
砂の惑星の映像は見事ですよね。実際の砂漠の映像にCGを合成しているのかな?
あとなにげにキャストが豪華なのも楽しいですね。
オースティン・バトラーは最初、彼と気がつかず、後から気づいてビックリしました。
うわ、あんたエルヴィスだったのか!?ってなりました。(笑)
ここなつ
コレコレ、コレこそが大画面で観るべき作品ですよねー。
口を開けてたら砂が入りそう、正にソレ!
私は個人的には砂虫に主演男優賞(女優賞?)をあげたいですよー。
ノルウェーまだ~む
>
お忙しい中コメントありがとうございます~
そうそう、エルヴィスなんですよね~私は事前にシャラメとオースティンのインタビューを見てたので、すっごく楽しみにしてたんです♪
今回、母に言われるまま砂漠の民の長となって恋人を捨てちゃうポールより、ガッツリ悪役のオースティンのほうが存在感も潔さもずっと良い感じだったと思いません?
女性陣も贅沢な使い方でしたね~~
ノルウェーまだ~む
>
わははは・・・絶賛砂虫推しですね!?
もう砂虫で疾走したら、全身砂だらけになりそう~~(爆
臨場感がハンパ無かったから、きな粉餅とか食べてなくて良かったって思いましたww(むせそう・・・)