徳島のお遍路から戻ってお洗濯をしながらちょっと一息。
年末に息子が良かったと言っていた映画が配信になってたので鑑賞したyo
「ティル」 (2023年)アメリカ
ティル - Danielle Deadwyler, Jalyn Hall, Frankie Faison, Chinonye Chukwu, Preston Holmes, Chinonye Chukwu, Keith Beauchamp, Barbara Broccoli, Whoopi Goldberg, Thomas Levine, Michael Reilly, Frederick Zollo, Simeon Wright, Michael Reilly, Keith Beauchamp, Chinonye Chukwu
1955年、シカゴに住む14歳のエメットは叔父の住む南部へ一人旅するが、母親のメイミーは依然として差別の強い地域へ行くことが心配でならなかった。暫くして白人の女性に口笛を吹いたとして、エメットはリンチを受けた遺体で見つかる。裁判に参加したいとメイミーは…
何しろ最初から結果は判っているので、心中穏やかではいられない。冒頭から不安を隠せない母の表情が、まるで結果を予測していたかのようで心掻きむしられる。
このエメットの無邪気な笑顔!何よりこの子だからこそぐっと共感しやすいのだ。この子にも母にも。
最初不安気だった母のメイミーが、次第に無の表情になっていき、遺体を前に始めて表情を崩し、そして最後はキリッとした決意に変わっていく様は見事としか言いようがない。
「ロードハウス」
ジェイク・ギレンホールによるリメイク版
ファイトクラブで負け知らずのダルトンは、ふとしたキッカケで小さな海辺の街で用心棒を引き受けることになる。トラウマを抱え人を避けていたが、店を潰そうとやってくるマフィアに立ち向かい…
とにかくジェイクのバッキバキを見て!フライドポテトの1本も食べずに鍛えたという筋肉はまるで彫刻の様に美しく、その辺のマッチョとは格段に違うぅ!
内容は昔から良くある黒澤明「用心棒」な訳だけど、ワルを次々のしていく尋常じゃない強さは、マーベルヒーローよりぐっと格好良く気持ちいい!
勿論深キズも追うし、とんでもない強さの敵も現れて(本物の格闘技の人らしい)ハラハラも楽しめる。
スカッとしたい人に☆
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この記事へのコメント
ノラネコ
70年も前の話ですけど、今なお似たような事件が後を経たないので、今映画として作る価値もあるのでしょう。
ある意味で残念な事実ですが。
ノルウェーまだ~む
>
母一人息子一人の絆って強いんですよね…
これって黒人差別に特化した話に思いがちですけど、例えば邦画の「怪物」がそうだったように、母は息子が例えば学校で例えば何処かのコミュニティでイジメに合ったりリンチされたら、おしなべて同じ反応になると思います。
差別が無くならない様に未だイジメも無くならないし、何とも現実は辛いです…