本来なら四国八十八か所霊場巡りは徳島の1番札所「霊山寺」からスタートするのが一般的なお遍路。私たちは桜の季節に花遍路をしたいと思い、あえて徳島の霊場を後回しにしていたのだった。
しばらく放置していた春の遍路レポお付き合いください。
「1番札所 霊山寺」 公式HP
前が見えない程の土砂降りの中を走って何とかお寺に無事辿り着いた頃、ようやく雨が上がって来た♪
駐車場も門前も広くとられていて、遍路のスタートを切るのに相応しい落ち着きのあるお寺。
花遍路の為に半年も前から宿を抑えて楽しみにしていた桜はほんの少しwwどうやら徳島の桜は今年1週間遅れらしい💧
⇩桜越しの多宝堂は下が方形、上が円形の珍しい造り。
本堂の前に桜の木、咲いていたらどんなにか綺麗だったでしょう。その分本堂の龍の天井画と天蓋 が実に見事で心洗われる。
「2番札所 極楽寺」 公式HP
確かに極楽感のある朱塗りの仁王門には江戸時代作の仁王像。
門を入ると小さな弁天池と日本庭園がある。また樹齢1100年の長命杉からは紅白の紐を握ってパワーを頂ける。
境内は何だか獣臭く、どうやら猿が荒らし回るらしいww 開基した行基も弘法大師もおサルには関係ない?
「3番札所 金泉寺」 公式HP
こちらも朱塗りの山門。水不足に悩む地元民の為に弘法大師が井戸を掘って霊水が湧いた井戸がある。自分の姿が井戸の底にハッキリ見えたら長寿だそう。
小さな庭園には、源平合戦へ向かう途中立ち寄って兵士の士気を上げるために弁慶が持ち上げた力石もあったりと盛り沢山。真っ赤な忠魂塔の両側に桜の木。咲いていたら絶対映えたはず!
くうぅ~~
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この記事へのコメント
瞳
桜の季節にあわせてちゃ~んと半年前にお宿をとるまだ~むさん、素晴らしいです。
我が家は先日の3連休、慌ててお宿探したら・・・どこも無かったです(>_<)いつも予定立てるの遅すぎですよね。まだ~むさんを見習わなきゃ。
今年は桜が遅かったので残念でしたね。
でも1番札所の本堂の龍の天井画と天蓋、こうやって改めて見ても見事ですよねぇ。まだ~むさんのお写真美しい!!
こうやってまだ~むさんの記事見ながら、徳島の札所思い出してます。春のお遍路レポ。また楽しみにしています。
ノルウェーまだ~む
3連休にどちらへいらっしゃる予定だったのかな?
少なくとも週末、特に3連休だったらカンペキに直前に取るのってムリ~っ!まあ、ドタキャンを上手く見付けられたら良いのかもだけど、コロナで閉まってしまった宿も多いみたいだし、ホント歩き遍路さんみたいに予定が組みにくい場合は大変と思いますよ。
これから遍路レポ続くと思うのでよろしくお願いします~☆
セレンディピティ
花遍路ってすてきなことばですね。
桜の花が咲く頃に、お遍路をはじめることを言うのでしょうか?
この時期徳島のお宿は予約でいっぱいなのですね。
趣のあるお寺に桜の花がよく似合いますね。
ピンクの色が濃いので、寒緋桜かしら?
とても愛らしいです☆
ノルウェーまだ~む
>
ありがとうございます~花遍路は私が勝手に言い出した言葉なのですが(笑)特に歩き遍路の方は過酷な気候の頃には歩けないので、必然的にやや寒い時期~桜の頃が、旅をスタートさせるのに一番良いんですよね☆
桜に限らず季節の花を愛でながら歩くことを花遍路って言うような?
ちょっとでも楽しみを見付けたいな~って思ってます♪