アマプラ映画☆洋画編「ジョジョ・ラビット」「リプリー」

パパンが『熊撃退スプレー』を携えて北海道へ釣り旅行へ出掛けたのだった。 ガンマンよろしく腰のホルスターにスプレーを下げて、スチャ!と取り出す早撃ちの練習をしていたけど、いざという時に果たしてストッパーを外してスプレーを噴射出来るのか⁉先日「コカイン・ベア」を見たばかりなので…

「ジョジョ・ラビット」 (2020年)アメリカ
ジョジョ・ラビット (字幕版) - タイカ・ワイティティ
ジョジョ・ラビット (字幕版) - タイカ・ワイティティ
第2次大戦中ドイツに住む10歳の少年ジョジョは、心優しく臆病で彼をいつも励ましてくれるのは空想の友達アドルフ(タイカ・ワイティティ)だった。ヒトラーに傾倒し少年団の合宿に参加するが、弱虫をからかわれ無茶をしたことでケガを負う。家で留守番をしていると屋根裏にユダヤ人が匿われていることに気付き…
以前からずっと見たかった映画。戦争の悲惨さをしっかり描きながらも、これは世界1キュートな戦争映画では?
とにかく主人公のジョジョ役の子が八重歯が可愛くてww 勿論それだけではなく、あれだけヒトラーに傾倒していながら屋根裏の少女に対して彼なりの精一杯の優しさで接するところがイイ!愛こそが戦争に勝つよね☆
ジョジョラビット.jpg
そして初恋に落ちるお腹に蝶々のシーンはまさにキュン💕
妄想の友アドルフに再三「洗脳されるな!」って諭されるのもなかなかのブラックジョーク。こういったコメディ要素強めで反戦映画を作るのは、さすがワイティティ監督といったところ。
ゲイでいい加減な大尉(サム・ロックウェル)と生きる事の素晴らしさをダンスで教えてくれた母(スカーレット・ヨハンソン)も最高!

「リプリー」 (1999年)アメリカ
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アランドロンの「太陽がいっぱい」のリメイク作品。実はどちらも見たことが無かったのよne 
人真似が上手いトム・リプリー(マット・デイモン)はイタリアで贅沢三昧の放蕩息子を連れ帰る仕事を請け負う。ディッキー(ジュード・ロウ)は面白がって逆にトムをどこにでも連れ回すが気まぐれは相変わらずだった。トムの本心を知って距離を置くようになったディッキーを口論の末殺してしまったトムは彼に成りすまして…
若い!そして若いジュード・ロウが美しい~!さらにグウィネス・パルトロウが全く変わってないってどゆこと⁉
マット・デイモンがまだそれほど演技が上手くなくて(?)トムがディッキーに想いを寄せている感じが伝わりにくく、彼が最初から仕組んでいたのか(かなり早い段階でサインを書かせていたからそのようにも取れるし?)感情的に殺害したのかが見えてこないのは残念。
富豪の人生を乗っ取る話はバリー・コーガン主演の「ソルトバーン」と似てるけど、バリーのような鬱屈した感じがないので、ついマット・デイモンを応援してしまいがちww 上流階級社会は狭いって事下々の者は知らないんだよね…

UDAP 熊撃退スプレー ホルスター付 (アメリカ森林警備隊採用品)正規輸入品
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クマには遭遇せず無事に帰宅したパパン。旅先では一度リュックを背負うタイミングでストッパーを引っ掛けて0.5秒噴射し手袋に唐辛子エキスが付着、洗ったもののその後顔やトイレの時に触るたびヒリヒリしちゃったのだそう。
んんん?手袋のままトイレしてるんかーいっ⁉

この記事へのコメント

  • latifa

    ノルウェーまだ~むさん、こんにちは!
    暑いですねー。

    ジョジョ・・は、ラブリーな雰囲気とかなり厳しい現実とミックスされた映画でしたね。
    あの後どうなったのかな・・・と気になっています。

    リプリー
    懐かしい!見てますが、感想書いてなかった。。
    いやー、トム役はやっぱり太陽がいっぱいのアランドロンのイメージがあるので、、、、
    最初この映画の配役を聞いた時、逆じゃないのー?と(ルックスだけの印象で)思ったのだけれど、ジュードロウは貧しき美青年というよりは、やっぱりセレブな感じだものな・・・。

    そうそう、ソルトバーン! 面白かったですよね。
    あちらの方がリアルな感じというか・・・
    まだーむさんから教えて頂いて見た大穴映画でした♪

    旦那さん、熊!心配ですよー!
    でも、ちゃんと対策をしてお出かけされたのね。
    2024年07月05日 13:47
  • ノルウェーまだ~む

    >latifaさん
    >
    「ジョジョラビット」はどこか寓話的なかんじで、リアルとファンタジックがミックスされた不思議な世界観だったよね。
    逆にそれが良い印象でした☆
    「リプリー」はやっぱりそうよね?私、実は「太陽が~」の方は見てなくて、あらすじを見た時に私も正直あれ?どっちがアランドロンの?って混乱しちゃいましたww 
    やはりここは『のし上がりたい平凡な貧乏人』であったほうが正解なんだと思うわ。いつか「太陽が~」も見なくちゃ☆
    パパンは珍部がヒリヒリした程度で無事帰ってきましたww
    2024年07月06日 11:50
  • セレンディピティ

    まだ~むさん おはようございます。
    「ジョジョ~」は私にはそこまで心に響かなかったのですが、キュートな作品でしたね。あまり深刻、悲惨な雰囲気が感じられなかったのが、私にはちょっと気になってしまったのですが、それでも逆説的にヒトラーやナチズムを批判していましたね。

    「リプリー」は公開時に見て、心に残った作品です。「太陽がいっぱい」ではアランドロンが2枚目すぎて今ひとつ劣等感が伝わってこなかったのだけれど、マットの演技には屈折した感情が痛いほど伝わってきました。
    今や第一線で活躍している俳優たちが、若かりし頃、この映画に集結していたのが、なんとも贅沢でしたね。
    実は最近(NETFLIXのドラマ版リプリーの配信にあわせて)この映画が配信されていたので、懐かしくなって再見したのです。今見てもおもしろかった!
    公開時には気がつかなかったのですが、原作がハイスミスとあって同性愛を描いた作品でもありました。
    バリーコーガンの「ソルトバーン」もおもしろそう!機会があったら見てみたいです。
    2024年07月07日 08:35
  • ノルウェーまだ~む

    >セレンディピティさん
    >
    「ジョジョラビット」は不思議な反戦映画でしたよね。この奇妙なファンタジー感の裏に実は深い話が潜んでいるっていう点で、私は結構感心しました。
    そうそうネトフリでリプリーのドラマあったんで、それで私も見たのです!
    「太陽がいっぱい」は未見なんだけど、やっぱりそうよね?アランドロンがどっちの役?って思っちゃったもの…あれだけの美貌だったら、いくらでものし上がっていけるし、鬱屈したイメージはマット・デイモンの方がピッタリだったと思います。
    2024年07月07日 12:46
  • あらら・・・↑のコメント読み返したら重複しておかしなことになってたので、再度入れてみました。ごめんなさい~。

    こんにちは。
    今日も危険な暑さですね。
    パパンさん、ご無事でよかった・・・。熊出現のニュース、毎日のように見ますよね。

    「ジョジョラビット」寓話のような映像に前半のほっこり具合にほのぼのしてたら・・・ああいうことになって。
    辛くて悲しくて、でも最後のダンスがなんとも可愛らしくて。
    ナチスが題材の映画なのになんとも「愛おしく」思ってしまいました。

    「リプリー」と「太陽がいっぱい」はどちらもハイスミスの小説が原作ですが、どちらも小説とは似て非なるところがそれぞれ面白かったです。
    ドロンは美しいですが、貧しさから成り上がりたい野望を抱く役がぴったりでした。あの目!!未見でしたらぜひぜひご覧になってみて~~(*^-^*)
    私にとって永遠の1本です。
    2024年07月07日 15:12
  • ノルウェーまだ~む

    >瞳さん
    >
    再度有難うございます!!
    前のは削除しておきますね♪
    「ジョジョラビット」は寓話とリアルのふり幅が凄いんだけど、最後は希望が持てて本当に『愛おしい』っていうのがピッタリね☆戦争孤児として辛い現実が待っていようと、この二人なら乗り切れそうって思えました。

    「太陽がいっぱい」は絶対見たいんだけど、無料配信に出会えなくて~野望を抱いた美青年のドロン楽しみです!
    2024年07月07日 18:42
  • ボー

    ジョジョは年間マイベスト2位でした。コロナ禍はじまりの年だったので、この年は映画館で12本しか観ていなかったのですけど。
    はい、すごく、よかったと思います!

    「太陽がいっぱい」は、音楽、俳優、幕切れ、などなど、まっさらな(知識のない)状態で見たら、もっといいだろうなと。
    2024年07月07日 19:11
  • margot2005

    「ジョジョ・ラビット」
    少々趣の変わったブラックコメディでした。
    俳優がナイスでしたね。
    主演の男の子がとってもキュート。
    妄想の友アドルフが面白かった。

    「リプリー」
    映画館で見たのですが配信で再び鑑賞。
    >若いジュード・ロウが美しい~!
    >グウィネス・パルトロウが全く変わってない
    ↑大同感です。

    クマには遭遇せず無事に帰宅されて良かった!
    2024年07月07日 20:55
  • ノルウェーまだ~む

    >ボーさん
    >
    おおー「ジョジョラビット」は年間2位だったんですね☆
    確か暫定1位って書かれていたけど、この映画を抜くものがあったと言う事なのですね☆
    ヒトラーを演じたワィティティ監督のコメディセンス好きです♪
    「太陽がいっぱい」は名作中の名作ですものね。今まで見た事なかった自分がハズカシイです…
    2024年07月07日 21:36
  • ノルウェーまだ~む

    >margot2005さん
    >
    ありがとうございます。何とか北海道から生還したようですが、東京の暑さはまた命の危険に晒されそうです(苦笑
    さて「ジョジョラビット」は役者全員が素晴らしかったです。無駄が一つもなくて、登場人物全員にホッコリとさせてもらいました。戦争映画なのに…
    「リプリー」はもし「太陽がいっぱい」を見れたら、再度見たい作品です!
    2024年07月07日 21:40
  • ここなつ

    こんばんは。
    作品レビューを読む一方、熊のお話が面白すぎて…でも、遭遇しなくて良かった良かった。
    でも、素朴な疑問なのですが、目に染みて痛い程度で熊って撃退できるの???

    「ジョジョ〜」ですが、可笑しくって切なくって、ラストは未来が広がる期待がこもった作品だったと思います。
    サム・ロックウェル、サイコー!!
    2024年07月07日 23:11
  • ノルウェーまだ~む


    >ここなつさん
    >
    ねぇ~?私もそこは疑問ですが、何しろ遭遇してみないと判らない訳で・・・ただ相打ちになるくらい目がヤバい事になるのでは?
    調べてみると効果があった事例が報告されていて、それでも2本分噴射してようやく撃退したそうです。1本はたったの7秒しか噴射されないのよ~ 1万2千円もするんだからもっと沢山出てくれないと!

    「ジョジョラビット」は笑いと涙、絶望と希望が同居する不思議な映画でしたね~
    2024年07月07日 23:54
  • ノラネコ

    素晴らしい寓話ですよね。
    忌まわしき独裁者がイマジナリーフレンドというところで、もう傑作を確信しました。
    熊スプレー、出るところによく行くので買おうと思ってるんですけど、けっこうお高いのですよね。
    実際に熊と遭遇したとして、ちゃんと構えてスプレーすることが時間的に出来るのか・・・
    2024年07月20日 22:33
  • ノルウェーまだ~む

    >ノラネコさん
    >
    全地球レベルで嫌われ者の独裁者を、ある意味当時は熱狂的に本気で崇拝していた事実を、イマジナリーフレンドを登場させるという手法で表現しているっていうのが、本当に凄いアイデアだなぁと感心しましたよね☆

    ノラネコさんも北海道ですか?7秒しか噴射できないのに1万2千円ですものね…ただ命には替えられないのと、誤射にはご注意です!(笑)
    2024年07月21日 11:24

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