急に「週末帰る」と言って息子が帰省してきたYO
ライブの朝帰りで疲れた翌日は、お天気急変で嵐が来たこともあっておウチで映画三昧♪
「レナードの朝」 (1990年)アメリカ
レナードの朝 (字幕版) - ロバート・デ・ニーロ, ロビン・ウィリアムズ, ルース・ネルソン, ペネロープ・アン・ミラー, Penny Marshall, Lawrence Lasker, Walter Parkes
人が苦手で臨床試験しかしてこなかった医師セイヤー(ロビン・ウィリアムズ)は、慢性神経病患者専門の病院に雇われ日々奮闘していた。30年もの間嗜眠性脳炎で眠り続ける患者レナード(ロバート・デニーロ)に別の難病の薬を投与してみると、突然起き上がり日常生活を送れるようになったのだが…
名優二人の名演が光る素晴らしいヒューマンドラマ。
実話を基にした難病と闘う話なのに、邦画の様なお涙頂戴にならずどこかホッコリと希望が湧いてくる素晴らしい話。
30年ぶりに目を覚ましたのに逆に子離れできない母親や、再び症状が再発して初恋の人に別れを告げなくてはいけないレナードが切ない。
未だに治療薬が発見出来ていないという事実にビックリ。この為の日本脳炎の予防接種なのね…と幼児の予防接種の大切さを痛感したのだった。
「ロンゲスト・ヤード」 (2006年)アメリカ
ロンゲスト・ヤード - アダム・サンドラー, クリス・ロック, バート・レイノルズ, マイケル・アーヴィン, ネリー, ネリー, ピーター・シガール, Jack Giarraputo
酒に酔って悪ふざけが過ぎて刑務所へ入ったクルー(アダム・サンドラー)はアメフトの花形選手だったのに、八百長疑惑で囚人たちからも総スカン。アメフト好きの所長から看守のチームのプレイ相手として、囚人チームを育成することを命じられる。
看守をぶちのめそうと囚人たちは意気込んで…
こちらもなんと実話がベース!
マッチョと巨漢の荒くれ物しかいない刑務所で、看守の方が体格がデカく、どっちが犯罪者かヘルメットをかぶると判らなくなるくらいワルそうだったりww
日頃看守からいじめを受けている囚人たちが、試合中相手を殴ったりするけど、『試合に勝つ事』こそ相手をぶちのめす事になる!と一致団結、刑期を掛けた八百長も止め試合に勝つ!と決心するあたりは、良くあるスポーツ映画並みにぐっとくる☆
囚人チームの監督役を申し出るバート・レイノルズが1974年の「ロンゲスト・ヤード」でクルーを演じた本当の元アメフト選手というのも見所のひとつ。
ロンゲスト・ヤード (字幕版) - バート・レイノルズ, エディ・アルバート, エド・ローター, マイケル・コンラッド, ジム・ハンプトン, ハリー・シーザー, ジョン・スティードマン, ロバート・アルドリッチ, アルバート・S・ラディ, アラン・P・ホロウィッツ, アルバート・S・ラディ, トレイシー・キーナン・ウィン
「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」 (1997年)ドイツ
ノッキンオンヘブンズドア [DVD](品)(1999年)ドイツ
余命宣告を受けたマーティンとルビーはマフィアの車と知らずに盗み出し、まだ見たことが無い海を見る旅に出る。大金が積まれていると知らずに銀行や店で強盗を働き高級ホテルに新しい服や靴・女を買って、警察にもマフィアにも追われるが…
もうホラーも見尽くしたらしく、古い邦画やヒューマンドラマに傾倒しつつある息子ww よしよし
初めは反目し合っていた二人がいつしか互いを思いやる絆で固く結ばれる姿が美しい。
強盗しながら旅するロードムービーは数あれど、この場合二人は基本善良な人間なので後でマフィアのお金で返済したりあちこちお金を配ったりするので天国のドアをノック出来るのかも☆
テンポがよく最後までカッコいい♪
さてクマに襲われることなく無事帰ったパパンのその後。
東京へ戻ってくる前日に実家の草むしりをしていたら、手がクマになっちゃったそう。(閲覧注意)
翌日飛行機で東京に戻って来て、急用が出来て用事を済ませて2日後に医者に行ったら、しこたま怒られて刺されたアシナガバチより怖かったのだとか…エピペンが処方されました。
この記事へのコメント
ごみつ
息子さんの作品のチョイス、素敵ですね。
「レナードの朝」は見ました。凄いお話ですよね。デ・ニーロの演技、凄かった。
ロビン・ウィリアムズが演じたお医者さんのオリーバー・サックスの著作、当時けっこうたくさん読んだんですけど、どれもめちゃくちゃ面白いのでお勧めですよ。
世の中にはこんな疾患の人も存在してるのか!とビックリします。
「ロンゲストヤード」はリメイクがあったんですね。「ノッキング~」も凄く面白そうです。
latifa
レナードも見てるんだけど、もう全然記憶がない・・・
ノッキンは、かなり好きな映画だったなー!
ところで旦那さん、可哀想!
手、大変な事になっちゃって・・・
何かの植物にかぶれちゃったのね・・・。
ご実家って、四国と北海道と両方なのですか?
たびたび行かれていますよね・・・
両方東京から遠くて大変ですよね、、お疲れ様です!
瞳
おお!!息子さんホラー見尽くしてクラシックヒューマンドラマに!?
「レナードの朝」「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」 大好きです。「ロンゲストヤード」は未見なのですが、素晴らしいチョイスですね。
「レナードの朝」そうですよね、再び眠ってしまうレナードが悲しいのですが、悲しさ、辛さだけじゃない、胸にともった灯りがいつまでも残るような作品でしたね。あのダンスシーンも名シーンですね。
「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」 音楽もいいですよね~、また見返したくなりました。
パパンさんの手が~~~(>_<)
ええっ!!2日も我慢してたんですか~~!!それは我慢強すぎますよ~~!!
ノルウェーまだ~む
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お久しぶりです!三連休はお休みですか?
デニーロさすがだな~って思いましたねぇ。疾患のある人の役で言うと、先日見た「オアシス」のムン・ソリもデニーロに匹敵する…いやそれ以上かも⁉
オリバー・サックスはモデルになったお医者さんなんですね?読んだことなかったですが、現場にいた人だからこその臨場感もあるのかなぁ?色々興味深そうですね☆
ノルウェーまだ~む
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ご心配有難うございます!!手はね・・・アシナガバチに刺されたんですぅ~両手に3か所ずつ?くらい
激しくアレルギー反応が出て、熱を持って腫れているのに飛行機乗ってこっちに帰って来たので、それでお医者さんに叱られたnoww
毎年のように刺されてて、そのたびにすぐにお医者に行って!って言うのに聞く耳を持たなかったので、今回しっかり叱られて良かったです。
松山発北海道1週間の釣り旅行(実家の松山に釣り道具を置いているので)、その後に実家の草むしりをして、東京戻る前日にハチに刺されたのでしたww
ノルウェーまだ~む
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そうなんですぅ。今はヒューマンドラマと黒澤とか古い邦画にもハマっているみたい。
我が子ながら映画チョイスはなかなかだと思わない?ww
「レナードの朝」の難病でただ暗く落ち込むだけじゃない、どこか温かみがある所が素敵でしたね♪恋人もずっと語り掛け続けてくれてほっこりしました☆
パパの手も心配だけど、実家の居間にガラクタが散乱している方が気になって…また帰省したら片付けからだわ~とゲンナリしてますww
セレンディピティ
息子さんの映画のセンス、相変わらずすばらしいですね!
この中では「レナードの朝」を見ていますが、デ・ニーロ、ウィリアムスの名演もあって、心に残る作品でした。
こんな摩訶不思議な病気がほんとうにあるなんて、と信じられない思いです。
病状がもどってしまったのは残酷ですが、それゆえにあのひと時がかけがえのない輝きとなったのでしょうか。ダンスのシーンも忘れがたいです。
「ロンゲスト~」「ノッキン~」どちらもとってもおもしろそう。
見つけたらこちらも見てみますね!
ところで、パパさん、お帰りなさい... と思ったら、なんとたいへんなことになっていたのですね。とにもかくにも治療が間に合ってよかったです。お大事になさってくださいね。
ノルウェーまだ~む
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いつもお褒め頂きありがとうございます~
どうも映画をほぼ見尽くしたらしく(笑)だんだんと古い名作へ移行している様子みたいよww
「レナード~」は一瞬の輝きが一筋の希望にもなっていて、途中のシーンの「お父さんはきっと分かっているよ」に繋がって行くんだなとジーンとしちゃいました。
残りの2つでいったら、「ノッキン~」の方がセレンさん好みかも?ちょっと刹那的で文学的な香りもしましたよ☆