「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」☆リアルがフェイク

なるべく脳みそに優しい映画で、丁度良い時間に終るものがこれしかなかったので…結果観て良かった♬

「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」 公式サイト
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資金不足に悩むNASAのアポロ計画の打ち上げを仕切る発射責任者のコ―(チャニング・テイタム)は、バーで出会った魅惑的な美女(スカーレット・ヨハンソン)がPR担当のプロとして派遣されてきたと知り困惑する。彼女は詐欺まがいのやり口で次々と成果を上げていくが、ケリーという偽名を使っていて…
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彼の体験を生かした男性ストリッパーの映画「マジック・マイク」のチャニング・テイタムだけに、どうしても現場を仕切る技術者のイメージが無い…その点からも彼一人だけがカラフルな衣装なのが、この映画があくまで「お話」である事を強調している。
それにしてもインカムが彼だけ小さすぎない?
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自販機・テレビ・ダイナーそしてスカちゃんの衣装&ヘアスタイルまで60年代が満載!ボディラインをしっかり魅せるピッチピチなデザインなのに、セクシーを最小限に抑え、二人のロマンスも甘すぎない所が非常に好印象。これって制作にスカちゃんが名を連ねているからかな。
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キューブリックに頼めば良かったなオネエ監督とのやり取りも楽しい。
土壇場での映像機器交換や黒猫のドタバタはもう少し抑えめでも良かったと思うけど、全体的にふわっとした雰囲気が良き☆
去って行くモー(ウッディ・ハレルソン)へ掛けた「(政府の極秘事項の)宇宙人は本当にいるの?」がエスプリが利いていて、この映画を〆るには最高だった🎵

この記事へのコメント

  • きさ

    これは面白かったです。
    スカーレット・ヨハンソンは制作も兼ねているし、クレジットは最初に出ます。
    綺麗に撮られているし役柄もいい。衣装もいいしスカーレット・ヨハンソンファンには必見。
    チャニング・テイタムも堅物ながらヨハンソンに惹かれていくという型どおりの役を好演していました。
    ラブコメディとして良く出来ていますが、スクリューボールコメディというにはひねりが足りないかな。
    悪役のウディ・ハレルソンの演技も楽しい。
    ラストの展開は楽しかった。大活躍する黒猫はクレジットでは3匹の猫が演じていたそうですが、撮影は大変だったでしょうね。
    誰にでも楽しめる映画なので年に4、5本しか映画見ないという人にもお勧めです。
    まあ、アポロは月に行かなかったと信じている人は楽しめないかもしれませんが。
    ちょっとだめマジメな話をするとトランプが大統領になるかもしれない今、トランプ支持者が信じていそうなフェイクにリアルが勝利する話に感動しました。
    2024年08月03日 22:22
  • ノルウェーまだ~む

    >きささん
    >
    ネコちゃんは確かにちょっと違うな?って思っていましたが、3匹いたんですね?でもあんなに詰め寄ったら、猫ちゃんは絶対逃げちゃいますよねww
    全く同じ動きをフェイクが同時に再現したのは、ちょっと無理があるなと思いましたが、ふわっと全体的にフェイクな感じがかえって良かったかもしれません。
    2024年08月03日 23:42
  • セレンディピティ

    まだ~むさん こんばんは。
    私もこの作品、予告見て気になっていました。
    ロマンティックに振りすぎず、コミカルな展開もあって
    心地よく楽しめそうな作品ですね。
    アポロ計画にはいろいろ都市伝説?があるし
    見ながら、にやにやしてしまいそうです。
    2024年08月04日 00:26
  • おはようございます。
    スカヨハ好きなので(ファッションも良さそう♡)気になっていたんですが、こちらではすでに1日1本上映になってしまいました、トホホ。

    ロマンスが甘すぎない・・・いいわ~~、そういう感じ好きです(笑)そして60年代テイスト!!
    全体的にふわっとした雰囲気っていうのも良さそう。

    配信になりそうですが、絶対観よう~っと。
    2024年08月04日 07:43
  • ノルウェーまだ~む

    >セレンディピティさん
    >
    本当はセレンさんがご紹介してた「フェラーリ」行きたかったんだけど、時間の都合でこっちにしたの。
    そんなにラブコメ好きじゃないけど、それほどラブ寄りじゃないし、そういうシーンは少なくて凄く良かったよ♬
    手法は感心しないけど敏腕の宣伝担当やって女性のお仕事ドラマとしても楽しめました!
    2024年08月04日 11:46
  • ノルウェーまだ~む

    >瞳さん
    >
    これね、ファッションが素敵でしょう?どうやらララランドの時の人が衣装を担当しているらしいの。なるほど~!って。
    ロマンス部分は本当にサラリとしてて、制作にスカちゃんが名を連ねているからそうなのかな?って納得する仕上がりでした。
    本当にそこがバランス良くて、ラブコメのジャンルには入れない方が得な映画だと思ったわ☆
    2024年08月04日 11:52
  • margot2005

    発射責任者の中で彼一人だけがカラフルな衣装...
    これかなり気になってました。”お話だから”に同感ですね。
    スカーレットのボディコンドレスの数々。60年代って絵になります。
    こんなさっぱりした味わいのラヴコメも珍しい。
    そうそうウディの存在は大きいです。
    2024年08月04日 20:24
  • ノラネコ

    「マーベルズ」「クワイエット・プレイス DAY1」に続くねこ映画でした。
    ねこと宇宙は相性がいい?問題は結構ハリウッドでも話題になってるみたいですw
    昔からある都市伝説を、逆手に取った構造にしたのはお見事。
    エスプリの効いた、素敵なロマンチックコメディでした。
    2024年08月04日 21:36
  • ノルウェーまだ~む

    >margot2005さん
    >
    服のカラーで物語自体をフェイクとして見せているというアピールかなって思いながら見てました。

    スカちゃんの衣装はダイナーで初めて出会ったときだけちょっとセクシーなドレスだったけど、あとはワンピースでもカチッとしてパンツスタイルも多かったし、当時の雰囲気もあるけどあえて色気の部分を排除しているのがとっても好印象でしたね。
    2024年08月05日 09:06
  • ノルウェーまだ~む

    >ノラネコさん
    >
    猫と宇宙!確かに予測のつかない行動をとるネコはSFにぴったりかもですね♬
    エスプリの効いたロマコメとしては、コメディ色もロマンチックも強すぎないのが良かったです。
    2024年08月05日 09:09
  • ここなつ

    こんにちは!
    見て良かった!のですね!ホント、とても楽しい作品でした。
    スカヨハお綺麗なこと!良き良き。
    ケネディとニクソンに対する国民感情の違いがチラッと見えたりもしたので、そこも面白かったです。
    あのセットを隠し通そうとするのもかなり無謀で楽しかった。
    2024年08月05日 13:36
  • ノルウェーまだ~む

    >ここなつさん
    >
    お陰様でここなつさんのレビュー見て、これは私にとって今見る映画だ~と決心がつきましたよ(大げさ)
    気軽に見られるロマコメだけど、ちゃんと世相も反映してるし、当時の衣装や小道具もしっかり楽しめましたよね☆
    月面に降り立ったことが無い時代なのに、無重力の様子を再現させる演出はどうやって知り得た?というのはちょっと気になりました。
    2024年08月05日 14:02
  • latifa

    ノルウェーまだ~むさん、こんにちは!
    台風、こちらはそこまで酷くなかったけれど、そちらはいかがでしょうか?
    千葉の方や東北の方とか、これから被害が少ないと良いんだけど・・・

    これ、私も見ました!
    面白かったです。
    正直、あまり期待してなかったのだけれど、そうそう脳に優しい!!
    難しい映画とか大勢出て来てゴチャゴチャは無理な事が多いんだけど、本作はメインどころは少数だし、見やすくて安心して楽しめたわ。

    スカちゃんのファッション七変化、楽しめました。
    それにしてもメリハリのきいたボリューミーなバディだわー。
    2024年08月16日 18:03
  • ノルウェーまだ~む

    >latifaさん
    >
    台風は事前の予測に翻弄されたけど、被害の方はあまりなかったから良かったですね☆ご心配ありがとうございます~私はドンピシャ台風に色々あって…またレポしますね♬

    スカちゃんのボンッキュッボンッ(死語?)がパーフェクトボディだったわwwでもそれが全然セクシーを強調してないのが凄く良かったと思うの。
    普段難解映画が好きなんだけど、この程よいストーリーが丁度よかったし楽しかったです!
    2024年08月18日 11:10
  • ituka

    暑さと思考回路の問題でこの時期は重たい映画は敬遠しがちなので、軽いタッチでサクっと観られたのはよかったです。
    CGもない時代にアナログ映像だけで世界を騙すという大胆さもさすがアメリカって感じでした。
    さまよう猫が月面の砂で用を足すシーンは入れるべきでしたね(笑)
    2024年08月20日 18:34
  • mariyon

    わたしも、チャニングさんのイメージはあくまでコメディです。最近ではブラッドがらみの「ロストシティ」に「ブレットトレイン」でしょうか。
    だから、このお話も文句なくコメディ路線で鑑賞しました。面白かったです。モーの最後のセリフと歌がほんとうにナイスでした。
    でも、同じネタでまじめなスカーレット役、男性バージョンも見てみたい気もしました。
    2024年08月20日 19:57
  • ノルウェーまだ~む

    >itukaさん
    >
    全く同感です!もう映画館まで行くのも命がけですよねww
    史実は判りませんが、本当にアナログでフェイクな月面を作り出すなんて、さすがアメリカ!そういう意味では、今のCG時代は何でもフェイク作り放題で怖いです。
    朝になると毎回にゃ~のう〇〇が…っていうのも有りでしたね(笑)
    2024年08月21日 00:40
  • ノルウェーまだ~む

    >mariyonさん☆ご訪問とコメントありがとうございます!
    >
    気軽なソフトコメディとしては大成功でしたね☆
    もっとラブコメ寄りと思い込んで観ていたので、逆に結構真面目だったのが私は好印象でした。
    モーの台詞ナイスでしたよね~この映画を締めくくるのにぴったりだったと思います。
    確かにもっとシリアスに作るのも有りだったかな?でも政府の機密に関わるから、あまりシリアスには作れないのかも??
    2024年08月21日 00:43

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