ブロガーさんオススメ映画特集で。
「FALL」 2023年イギリス・アメリカ
FALL/フォール - グレイス・キャロライン・カリー, ヴァージニア・ガードナー, メイソン・グッディング, ジェフリー・ディーン・モーガン, スコット・マン, Dan Asma, Barry Brooker, David Haring, James Harris, Brianna Lee Johnson, Mark Lane, John Long, スコット・マン, ジョナサン・フランク
絶壁のフリークライミングで命を落とした夫のダン。1年後も辛さから立ち直れずにいた妻のベッキーは親友のハンターから誘われ、テレビ塔の600mの高さからのSNS配信に付き合うが、老朽化した梯子が壊れて鉄塔の上に取り残されてしまう…
高所恐怖症のパパンが絶対見られない映画。
水がないより鉄塔から降りられないより何より辛い、親友が夫と浮気していた事実を知って過ごす気まずい一夜がキツイ!
助かりそう~でガッカリ・・・を繰り返すまさにジェットコースターのようなヒヤヒヤアトラクションムービーで、最後まで飽きずに楽しめちゃう☆ 手を握り締めて見るので精神的にはヘトヘトになるけどww
ヒリヒリするような危険な事をしたがる冒険家やYouTuberはよくいるけど、どちらかというとぽっちゃりめのハンターがそういったストイックな人物にはどうしても見えなくて(笑)なのでリュックも最初から1つだし、ドローンだって自分で操縦するはずでは?って、途中の幻覚だけでなく、もしかしたら最初からハンター居なかった?とつい深堀してしまったのだった。
「ヒルビリーエレジー 郷愁の哀歌」
2020年 アメリカ
日本語字幕 ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌 ブルーレイ1-DISC[Blu-ray-BOX](中古商品)JDはシングルマザーの母と近所に住む祖母、祖父に愛されて育ったが、オハイオ州の最貧民としての環境と、感情が不安定で薬物依存の母の男性問題など生活は不安定だった。再婚相手の子供がワルだったことで、心配した祖母はJDを引き取り厳しくも温かく育てた。
14年後イェール大学のロースクールへ進学したJDだったが…
これは本当に良い映画だったwa
なんと実話で、著者の回顧録を基に製作されたものなのだそう。何しろ最後に登場する実際のJDと母と祖母と各役者さんたちがもうそっくり過ぎ!
勿論一番驚くのは、このような家庭環境で育っても、努力次第でイェール大を卒業し政界で活躍する人物にまでなれること。まさに一種のアメリカンドリームだし、何でも環境のせいにするのは間違っている思わされる。こういった苦学生が政治の世界で活躍し、本当に弱者の味方になってくれるのは国を良い方向へ導いてくれそうでアメリカにとって吉と思うけど・・・トランプ陣営のブレーンじゃねぇ?
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この記事へのコメント
セレンディピティ
FALL おもしろかったですね。
私は、なんといっても夜眠れない、というのが一番きつそうだと思いました。手を放してしまったら一巻の終わりですものね。
最初はハンターがぐいぐいと引っ張っていってて、ベッキーが弱気だったけれど、ラストでは、ベッキーはすっかりたくましくなっていましたね。あの結末は因果応報?とちょっと思ってしまいました。
ヒルビリーエレジー 見るのに勇気のいる作品でしたが、やはり見てよかったです。途中で止まっていた原作の方も、ちゃんと最後まで読み通そうと思いました。
何でも環境のせいにするのは間違っているけれど、あの環境からアイビーリーグへ、というのは並大抵の努力ではなしえないことと思います。経済的なこともそうですが、周囲とうまくやっていくのもたいへんなことです。でも彼のような優秀な学生を支える奨学金やインターンシップが豊富に用意されていること、彼自身が愛情深く育てられ、自分の出自を誇りに思っているところがすばらしいと思いました。
すてきなガールフレンドに恵まれたのも彼自身のオープンで誠実な人格によるところが大きいですね。
あー、なんだか長文になってしまってすみません。
ノルウェーまだ~む
>
本当にそうですよね~ヒルビリーのJDの並々ならぬ努力あってこそですよね☆お金をかけて先生を雇ったりしなくとも、自力で学んでいく努力と元々は賢かったお母さんの血と、応援してくれる祖母の厳しいながら温かい支援あってなのだとしみじみ思いました。
そうそう、自分の出自に誇りを持っているの、凄く良かったと私も思ったわ。その真摯な態度が周りを動かしたシーン、グッときました。
「 FALL」はハンターは妄想?って思い始めたら、なんだかそうとしか思えなくなってきてる私・・・
瞳
「FALL」そうそう、思わず手を握りしめちゃうんですよね!!観終わってホッとしました。
>助かりそう~でガッカリ・・・を繰り返す
このスタッフさんの作品、詰み系スリラーって言われてるそうです。
次から次へといろんなことが詰んできて・・・イケル!と思ったらダメ~っていうネ。おかげで最後の最後まで緊張感満載でしたね。
ハンターいない説、あっ、確かにリュックひとつ、ドローンもそうでしたね。そう言われたら・・・なんだかそんな気がしてきましたよ~!(^^)!
ノルウェーまだ~む
>
詰み系スリラー!(爆)上手い事言いますね☆確かにそうだ~!
イケル!って思ったらダメ~~のハラハラはセオリーだとしても、本当に力入ってしまいます。まあだいたい人生だってそんなもんですもんね(急に…)
最後まで飽きさせずに見せてくれました。
ね?深堀りもまんざら?でしょう?
ラストでシートを掛けられたハンターだって、救急車に乗せるでもなく検視をするでもなくだったと思いません?あれは、愛する夫を失った悲しみと同時に愛する夫から裏切られた気持ちを「捨てて」再生する精神的な象徴としてのハンターだったのかな?って、ますます思ってます。
きさ
面白かったですが、高所恐怖症なのでヒヤヒヤ。
ノルウェーまだ~む
>
これは高所恐怖症なら相当辛いですね~
夫も高いところ苦手て、長~い棒の先にしがみついてビヨンビヨンする夢を見る事があるそうで…(笑)
ituka
リース・ウィザスプーン似のぽっちゃりハンターは確かにストイックには見えませんね(笑)
3部作のシリーズ化が決まってただいま撮影中だそうです。
ワタシも「最初から居なかったハンター」になるよう続編に期待します。
ノルウェーまだ~む
>
ご賛同いただきありがとうございます。
もう考えれば考える程、ハンターいなかった説に囚われている私ですww
いずれにしてもベッキーが2つの辛い過去(夫を亡くしたことと、夫を寝取られた事)のショックから立ち直る話なので、ハンターが妄想の中で殺すことで前へ進むことが出来たのでは?などと考えております。