四国八十八か所遍路をするにあたってのマイルールは1国1宿坊。徳島では4つの宿坊(十楽寺・立江寺・別格鯖大師)の中でこの安楽寺にお世話になることにしていたのだ。
「6番札所 安楽寺」 公式HP
温泉を発見した弘法大師が坐像を刻み堂宇を建立した。
立派な仁王門と整然と整えられた境内には念願の桜!今まで桜1輪を追いかけ回していたのがウソのよう🎵
中ほどには鮮やかな朱塗りの多宝塔。周囲には四国八十八か所の砂が埋められているので、ぐるりと回りを歩けばお砂踏みができるそうな。⇩
薬師如来をお祀りする本堂の横には400年の歴史を持つ藁葺き屋根の立派な「方丈」があり、弘法の湯で湯治する旅人を泊める「駅路寺」だった記録があるのだそう。今はリニューアルされ1日1組限定の高級客室、特別室、書院の3部屋がある。さて私達の宿坊はその方丈の横から入りお部屋は畳も壁も新しいけど各部屋の洗面所はザ昭和で狭く、バスタオルなし2食付きで7,450円/人(クーポン利用)集合トイレもちゃんと洋式で清潔。3階建てでエレベーターあり。
誰もいなかった弘法の湯は広くて本当に気持ち良い~🎵 後から入って来た外人のヤングレディにマミーが温泉の入り方指南をしていた。
さてお楽しみのお夕飯。今まで愛媛・香川と宿坊を廻って来たけどここのお食事が一番美味しい~!海老天はあったけど蒟蒻のお刺身などほぼ精進料理。丁寧に作られていて朝ごはんも美味☆
食事の後は一旦方丈に集められ、19時からの夕勤行をしてから本堂奥にある灌頂窟(かんじょうくつ)にて他言無用の「くす供養」の体験(写真はHPよりお借りしました)HPにも何処にも「他言無用」とは書かれてないけど、頂いたパンフレットに書いてあるので内容はヒミツ☆ 勤行の前に配られたくす供養セットの護摩木に願いを書いてお焚き上げが出来た事と、本堂裏の水が流れる洞窟が青く幻想的だったことだけはコッソリ教えちゃう☆今まで見た事が無い貴重な体験ができました♬
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この記事へのコメント
セレンディピティ
桜の時期のお遍路旅は、お寺も特別に美しく見えますね。
よい時にいらっしゃいましたね。
宿坊は、学生時代に京都で何度か宿泊したことがありますが、精進料理や朝のお務め、障子一枚隔てただけだから、隣のお部屋の人たちともすぐ打ち解けて、心に残る体験でした。当時は(今も?)女性だけ泊まれる宿坊があったのですよね。
温泉付きの宿坊、風情があるし、お食事もおいしそう。
秘密の体験?も気になるわ。
ノルウェーまだ~む
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京都の宿坊はまた良さそうですね~障子を隔てた女性専用の宿坊⁉なんか楽しそう~~今は多分、そういった大部屋は殆どなさそうで、全て個室みたいです。
秘密のくす供養は、何故他言無用なのかはナゾです(笑) でもとーっても荘厳かつ楽しかったので、信者じゃなくても一般に宿泊するの凄くオススメ!って思いました。特に外人さんは喜ぶと思うわ。海外からのお客様にも英語でご説明されてましたよ。
瞳
まだ~むさん念願の桜の美しいこと~~♪
いつもながらに絵葉書のようですネ(*^-^*)見惚れてしまいましたよ♡
徳島の宿坊は安楽寺だったのですね。
お食事はここが一番!!メモメモ~!!美味しそうです。
他言無用の「くす供養」がめちゃめちゃ気になります。お隣の県なので宿坊とか考えてなかったのですが(徳島は娘のところにお泊りしたので)いままだ見たことのない貴重な体験・・・したいです~~(*^-^*)
ノルウェーまだ~む
>
これはねぇ~是非とも娘さんご家族も一緒にお泊りしてほしい宿坊です!何しろ、勤行だけじゃない『他言無用』のくす供養ですからね~♬
私は善通寺のお食事もお刺身や色々あってすーごく良かったんだけど、精進料理らしさがしっかりあった安楽寺のお食事が印象的だったの。
その分、少し大きいお子さんにはちょっと物足りないかも?