配信映画☆洋画編「レミニセンス」「パリタクシー」

再び始まる秋遍路にむけてパパンが一足先に松山へ帰っていったので、私もようやく自由時間を満喫~☆

「レミニセンス」 (2021年)アメリカ
レミニセンス(字幕版) - ヒュー・ジャックマン, レベッカ・ファーガソン, タンディ・ニュートン, クリフ・カーティス, リサ・ジョイ, リサ・ジョイ, ジョナサン・ノーラン, マイケル・デ・ルカ, アーロン・ライダー, リサ・ジョイ
レミニセンス(字幕版) - ヒュー・ジャックマン, レベッカ・ファーガソン, タンディ・ニュートン, クリフ・カーティス, リサ・ジョイ, リサ・ジョイ, ジョナサン・ノーラン, マイケル・デ・ルカ, アーロン・ライダー, リサ・ジョイ
たった今、昨年離婚したと知ったヒュー・ジャックマン。あんなにオシドリ夫婦だったのに…(涙)
人の記憶を映像化する装置で記憶潜入して捜査に協力していたニック(ヒュー・ジャックマン)は、瀕死のギャングの脳の映像に現れた謎の女性メイ(レベッカ・ファーガソン)を追いその魅力に憑りつかれる。彼女を記憶捜査して指名手配だったギャングへと行きつくのだが…
レミニセンス.jpg
ちょうどご飯を食べながら地球環境と人間の進化についてパパンと話していたのだった。
舞台は温暖化で水没したNY。でも街が水没していることと、記憶を投影出来る装置があること以外はSF的要素はあまりない。
ウルヴァリンでも復活するために溶液に浸りがちなヒュー様だけど、今回も投影する為の装置は何故か水槽(笑)
過去の記憶に浸り過ぎて装置を使い過ぎると、現実と夢の区別がつかなくなって脳が破壊されていく…というのは今敏監督の「パプリカ」を彷彿とさせる。
過去の記憶を見ているのか?それとも妄想か?ギャングの記憶が白黒で自分の目線であることを思うと、ニックの作り出した妄想とも考えられ、なかなかに深く何度も見て確かめたくなる。
ただラストはノスタルジーに浸り過ぎる自分本位なニックに切なさとか愛とかを感じる前に少しも同情できない。
MIシリーズのレベッカ・ファーガソンが美し過ぎて、そりゃ仕方ないねって思えるけどww

「パリ・タクシー」 (2022年)フランス
パリタクシー - クリスチャン・カリオン, クリスチャン・カリオン, リーヌ・ルノー, ダニー・ブーン
パリタクシー - クリスチャン・カリオン, クリスチャン・カリオン, リーヌ・ルノー, ダニー・ブーン非常に評判が良かった作品。
12時間労働で運転手をやるも生活がやっと、免停寸前のシャルル(ダニー・ブーン)はある日92歳の女性を乗せる事に。不愛想なシャルルに自分の人生を語って聞かせるマドレーヌ(リーヌ・ルノー)は家を引き払って老人ホームへ向かう途中で、あちこち想い出の場所を巡るうち・・・
胸にグッときて温かい涙が頬を濡らす心に沁みる良作。
不愛想で人生上手くいかない事に癇癪を起しがちなタクシー運転手と一緒に、50年代生まれの高齢女性の『ままならなかった』人生に触れるうちに、恵まれた環境で生きているのに不平不満をこぼす自分が恥ずかしくなってくる。
結末は予想の範囲だったけど、涙しながら見てるくせに、食事代もタクシー代も貰わずいる彼にあ~あ(汗)と思っちゃう心狭き自分が嫌になってしまう。
そんな時代だったから・・・では済まされない過酷な人生でありながら前向きに生きて来たマドレーヌに力を貰えるし、渋滞でイラついていたパリ市内の景色が美しく輝いて見える終盤も秀逸☆

この記事へのコメント

  • こんばんは。
    パパンさんは一足先に松山へ帰られたのね!!我が家もそろそろ残りの高知&愛媛に向かおうと思っているのですが、なにせまだ暑いのよねぇ(汗)

    「レミニセンス」そうそう、水槽とヒュー・ジャックマン=ウルヴァリンですよね(*^-^*)
    本作、あまりにも何度も何度もレミニセンスを繰り返すものだから、美しい愛のシーンも見せられすぎてお腹いっぱい・・・なんて思っちゃったわ。愛する男が(別の女性との物語に浸り)微笑みながら過去に漂うのを何年も見守り続けるワッツ寄りで見ちゃいました!!
    レベッカの美しさはね!!そりゃあ思い続けるのわかる・・んだけど。

    「パリタクシー」は私もリストに入れて近日中に観る予定です。評判いいので楽しみ。見たらまたお話に来ますね。
    2024年09月12日 19:44
  • ノルウェーまだ~むさん、こんにちは!
    パリタクシー、私も割と最近見てます。
    感想上の処にリンク入れました

    >食事代もタクシー代も貰わずいる彼にあ~あ(汗)と思っちゃう心狭き自分が嫌になってしまう。
    いやいや、私もそこは、やっぱりそうか・・・とチェック入ってました。

    私はむしろ最後の展開が、、、そりゃー良かったんだけどもね。他の方々にはかなり絶賛されていた作品だったのだけれど、私が少数派なのか、良い話だし面白かったんだだけど、手放しに好きとは言えない映画でした。
    2024年09月13日 09:00
  • ノルウェーまだ~む

    >瞳さん
    >
    わ~そうしたら高知でバッタリお会いしたりして⁉ ちなみに4日四国カルスト~5日岩本寺~足摺岬と廻ります☆6日はパパンと娘が柏島でシュノーケル予定で、私は周辺をウロウロしてマスょ!(笑)

    「レミニセンス」全く同感!よくぬけぬけと今の仕事を辞めて僕を一生見守ってみたいな事を言えたもんだ~ってドン引きしましたよ。あれはずっと水槽に入りっぱなしってことなのかな?私は栄養と排泄は水槽の中でどうなってるの?とそちらが気になって、ずっと愛し続けるロマンの部分を微塵も楽しめませんでした。
    2024年09月13日 09:39
  • ノルウェーまだ~む

    >latifaさん?
    >
    リンクありがとうございます~latifaさんのところで検索してみたけどいきつかなくて…

    「パリタクシー」のラスト、フランス映画とは思えないハリウッド映画的なハッピーエンドで、そう来るだろうな~とは思っていたのでホッとしつつ映画的にはちょっとね…私も手放しで絶賛は出来なかったかな。だって彼女だったら女性の権利を推進する慈善団体に全額寄付しそうだもの。それとも他にも資産が結構な額あったのかな…
    2024年09月13日 09:54
  • ふじき78

    レミニセンス

    ヒュー・ジャックマンが爪伸ばして、平野レミに扇子渡して(レミにセンス)それを防御するみたいな映画だったかもしれない。
    2024年09月15日 11:14
  • ノルウェーまだ~む

    >ふじき78さん
    >
    ・・・ではない。
    でもウルヴァリンではありました。
    2024年09月15日 22:52
  • 再びお邪魔します。
    「パリタクシー」良かった~~(涙)
    まさかマダムにああいう過去があるなんて!!寄り道するたびに紐解かれる人生にぐんぐん引き込まれました。
    凱旋門やシャンゼリゼ、パリの街も主役でしたネ。

    >食事代もタクシー代も貰わずいる彼にあ~あ(汗)と思っちゃう心狭き自分が嫌になってしまう。
    私もね、タクシー代もらってないのに・・・まさか感動のお手紙だけだったらどうしよう??なんて思ってましたよ(笑)
    でも!!ちゃ~んとマダムはわかってましたネ。

    幸せなダンスシーンのエンドロールも胸に残りました。
    2024年09月19日 21:22
  • ノルウェーまだ~む

    >瞳さん
    >
    ね~?あの気難しそうなお喋り好きでウゼーなと思わなくもないマダムが、どんどんと身近にそして魅力的に見えてくる…人に歴史ありですよね☆その歴史もまあ、ハンパ無いんだけど・・・
    タクシー代はまああの展開になるだろうなとは思ってはいたけど、ある意味感動のお手紙だけでも本来充分な映画だったとは思います。
    そしてラストのダンス!天国も悪くないなって思わせてくれました☆
    2024年09月19日 22:39

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