アマプラ配信☆邦画編「ドロステの果てで僕ら」「大河への道」

救急車で運ばれ入院した父も元気になって無事退院。お見舞い~退院、その後のケアで行ったり来たり…問題はまだまだ山積みだけど、一先ず日頃の栄養指導と宅食の手配などしてひと段落☆

タイムマシン的SFものはどうせ科学的理解が追い付かないものだからこそ、身体も頭も疲れているこんな時には逆に楽しめちゃう♪
「リバー流れないでよ」が意外に面白かったし、同じ山口涼太監督作品で、2分縛りのタイムループものがあると知ってこれは見ないと!と思っていたのだった。
「ドロステの果てで僕ら」 (2020年)
ドロステのはてで僕ら - 山口淳太, 上田誠, 土佐和成, 藤谷理子, 石田剛太, 諏訪雅, 酒井善史, 中川晴樹, 角田貴志, 永野宗典, 本多力, 朝倉あき
ドロステのはてで僕ら - 山口淳太, 上田誠, 土佐和成, 藤谷理子, 石田剛太, 諏訪雅, 酒井善史, 中川晴樹, 角田貴志, 永野宗典, 本多力, 朝倉あき
カフェの店長が自宅に戻りふと見ると部屋のモニターに自分が写っていた。何故か会話が成立し、モニターの向こうの自分は未来の自分なのだと言う。言われるままにカフェへ降りて行くと…
これもまた面白い‼ ドロステ効果など聞き慣れない構造がややこしそうだけど、同じことが繰り返されるのが何だか単純で不思議と心地くなってくる。これは毎回同じことを繰り返すのが心地よい「水戸黄門」的安心感?
しかしラストに向け怒涛の展開が待っている。気持ちよい伏線回収、そして自分の手で始末を付け良い未来へ導く店長の格好良さにほっこりもするのだ。
京都の人気劇団「ヨーロッパ企画」の俳優たちは、良く知っている俳優が少ないのが逆に好感度up☆こういったアイデア勝負の小作品で面白いものに出会えるのってワクワクするよね♬

「大河への道」 (2022年)
大河への道 - 中井貴一, 松山ケンイチ, 北川景子, 岸井ゆきの, 和田正人, 田中美央, 溝口琢矢, 立川志の輔, 西村まさ彦, 平田満, 草刈正雄, 橋爪功, 中西健二, 森下佳子
大河への道 - 中井貴一, 松山ケンイチ, 北川景子, 岸井ゆきの, 和田正人, 田中美央, 溝口琢矢, 立川志の輔, 西村まさ彦, 平田満, 草刈正雄, 橋爪功, 中西健二, 森下佳子
香取市では地元出身の偉人『伊能忠敬』を起爆剤にせよと観光課に命が下り、大河ドラマとして売り込むべくプロジェクトが始動した。しかし調べるうちに忠敬は地図が仕上がる前に無くなっていたと判り…
この手のタイプの時代劇のコメディ色が強いものはあまり好きではないので、敬遠していたのだけどまさかの号泣!
途中うるうるするシーンも多く、コメディパートは松山ケンイチのみが一手に引き受け、他は大いに真面目。
現代パートと時代劇パートはほぼ俳優が一緒で『先の事が判らないけれど一生懸命仕事に取り組む姿勢』がリンクしてまた良い。
大河.jpg
実は我が家では民俗学がブームになっていて、遍路の旅の車の中でもずっと民俗学の研究者によるトーク番組を流しているのだけど、その流れで卯之町にある愛媛県立歴史博物館へ行った際に『国絵図の世界 ~甦る正保伊予国絵図~』の特別展を丁度やっていたのだった。
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こちらが実物の地図。ビニールが掛けてあって上に乗ることが出来る!(撮影可の部分のみ撮影)
後方を歩いているパパンの足元まで広がっていて、教室の大きさくらいはある。
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修復を終えたばかりの古地図。破け目がリアル~
幕府巡見使への対応として提出された寛永国絵図と別に、伊予の国が独自に制作していたというもっと細かい地図があってとても興味深かった。これは幕府用にはザックリとした地図を提出しており、実際には山や谷、城や寺院など詳細は幕府には有事の為に伏せていたという事らしい。
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この記事へのコメント

  • latifa

    ノルウェーまだ~むさん、こんにちは!
    お家に戻られたのね。ご実家で色々とお疲れ様でした。
    四国からのすぐ実家だったから、久しぶりにやっとほっと出来てるかな・・・。疲れがたまっていると思うから、風邪などひかない様にして下さいな・・・。

    大河~は私も見ています。
    私も歴史ものとか時代劇はあまり見ないジャンルなのだけれど、これは結構面白く見れました。

    で、ノルウェーまだ~むさんのご一家で民俗学がブームになっているとは。タイミングも良かったのかな。

    地図!!すごーーーい!
    映画でもビックリしたけど、実際にこういう処に訪問されて、実際に体と目で、こういう古い地図を体感されていたとは。
    2024年11月27日 07:56
  • ノルウェーまだ~む

    >latifaさん
    >
    優しいお言葉有難うございます~嬉しいわ♬
    父は糖尿病からの合併症だったので、課題が山積みで当分ホッとは出来そうにないかも…ただ松山からだと何もできないので、そういう意味では様子を直に見られてホッとしてます☆
    でも1週間で私2キロ痩せちゃったわ~

    実物の古地図の大きさがとにかく大きくてビックリしたわ!確かに地図上にメモを残したり、映画のように詳細な海岸線を記すには大きく描くしかないものね。
    そうそう、latifaさんがご覧になってて良かったと書かれていたと思って探したのですが行き当たらず…また伺いますね☆
    2024年11月27日 09:40
  • まだ~むさん、お帰りなさい。
    お父様、無事退院されて良かったです。いろいろ心配だと思うのですが、まだ~むさんもどうぞ、少しからだを休めてくださいね。

    「ドロステ」面白かったですよね。
    「リバー~」であの役だった役者さんがここではこんな役してる~とか、そういうのを見るのも楽しかったです!(^^)!
    店長頑張りましたよね。チームワークも良かった。
    ヨーロッパ企画さんには、また面白い企画を期待しちゃいます。

    「大河への道」時代劇のコメディっぽいの好きなので、これは気になる~♪
    松山ケンイチさんがコメディパートっていうところも意外な感じ。アマプラで私も観て見まーす。
    2024年11月27日 20:24
  • ノルウェーまだ~む

    >瞳さん
    >
    ありがとうございます‼ 父と一緒に調子に乗って糖質制限をしていたら、私が1週間で2キロも瘦せてしまい、父も血圧がいきなり低くなり過ぎたりと、まだまだ問題は山積みですがなんとか一段落しました。
    そうそう「リバー~」のあの人が…みたいな楽しみ方も有るよね⁉
    店長はドラマの中でも頑張っていたけど、ワンカットで撮る撮影も凄く大変そうで相当頑張ったのでしょうね☆
    「大河への道」なかなか良かったですよ~是非感想楽しみに待ってます!
    2024年11月27日 23:27
  • ふじき78

    大河への道

    虎だ。お前は虎になるのだ。
    違う。タイガーへの道じゃない。

    ドロステ面白うございました。
    2024年11月29日 20:32
  • ノルウェーまだ~む

    >ふじき78さん
    >
    「大河への道」が原作が落語だったなんて知りませんでした。
    いつか聞いてみたいものです。
    2024年11月29日 21:39
  • こんばんは。
    「大河への道」観ましたよ~♪
    いやぁ・・・もう、うるうる~~、まだ~むさんとおなじく、地図披露のシーンでは泣きっぱなし。
    コツコツと取りくむ人って素晴らしい。
    現代と200年前の舞台と二役が楽しいですよね。松山ケンイチさん、ぷぷぷ~~(笑)

    まだ~むさんのおうちでは民俗学がブーム!すごい~!!
    愛媛県立歴史博物館には昔行ったことがありますよ。こんなに大きな地図あったんだ・・・記憶が?と思ったら特別展だったんですね。

    私は今回この映画観て、伊能忠敬記念館に行きたくてたまりません~。
    2024年12月02日 21:48
  • ノルウェーまだ~む

    >瞳さん
    >
    ね?ね?想像と違って(笑)泣けましたよね~?
    なんかポスターの軽い感じで、おちゃらけたコメディ時代劇だとばかり思っていたら、しっかりやられちゃいましたよ。
    あの襖開けてダーン!の所は泣かずにいられようか?って感じでしたよね。その前から泣いてたけど…
    愛媛県立歴史博物館にいらっしゃったことあるのね⁉ なかなか立派でビックリしなかった?
    古地図は特別展だったの。とにかく大きくて、映画を見たらこれこれ!って思い出しちゃいました。映画のよりもっと大きかったけどね♬
    2024年12月02日 22:01

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