これは続きが気になってDMMTVに入っちゃうじゃん!
「外道の歌」 公式サイト
「い~けないんだぁ~いけないんだ~」っぽい始まりも、やたら耳に残るエンディングのクリープハイプ「生レバ」も最高!
窪塚洋介だからね、もう完璧だからね。
悲しい過去を背負っているカモ(窪塚洋介)とトラ(亀梨和也)は、古本屋で「ある」小説を欲しいと申し出て来た人の『復讐』を請け負う復讐屋を営んでいた。法で裁かれずに平然として生活している悪党を、次から次へと『同じ目に』合わせて依頼通り抹殺していくのだが…
地上波では絶対放送不可能との触れ込みだったけど、確かにそうだった…どちらかというと映画向き。
途中ほのぼのシーンもちゃんとあって、チームとなった3人のデコボコ加減はなかなかに笑える。
そんなトラ役の亀梨くんはすご~くチャランポランなヤンキー兄ちゃんを頑張って演じているけど、長髪にしようとタトゥーを刻もうとやっぱり真面目そうな感じがぬぐえず。

外道の歌(15) (ヤングキングコミックス) - 渡邊ダイスケ
原作はコミックで「外道の歌」
悪い奴を成敗する話は映画としては良くある話で、本来なら復讐を果たしてスカッとするのに何故か胸が悪くなる。その大きな原因は、ベースとなっている事件が実際に起きた「あの」事件や「その」事件だからなのだ。
このリアルな事件で「犯人を少年院に入れる程度じゃオカシイよね?同じ目に遭わせてやればいいのに…」と1度は思ったはず。
それを実現したのがこのドラマなのに・・・いやだからこそ胸が悪くなる。
「グロイ」部分は直接的には見せないけど、その凄惨な処刑方法は「目には目を歯には歯を」の域をちょっと超えているので、やりすぎな部分も中々に不快。
しかしこれを不快と感じる事が実は重要なのだ。それが6話目のラストに効いてくるのだから・・・
ちなみに2019年に「善悪の葛」「外道の歌」が映画化されたものの、W主演の一人新井浩文がまるで映画の復讐される側のような事件を起こしたことでお蔵入りになり、彼は結局逮捕の末芸能界から抹殺されたのだそう。グロくしなくてもちゃんと制裁されるんだね。
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