「エイス・グレード 世界で一番クールな私へ」(2019年)アメリカ

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(字幕版) - ボー・バーナム, ボー・バーナム, エルシー・フィッシャー, ジョシュ・ハミルトン, エミリー・ロビ
中学8年生のエイラは卒業を間近にして学年で最も無口な女の子として表彰されてしまう。自分を変えようとSNSに動画投稿したり、思い切ってクラスの人気者のパーティに出席したり、好きな男の子にエッチ画像を沢山持っているとほのめかしたりするも何も上手くいかない。
そんな彼女を心配する父の過干渉がウザくてイライラする日々だったが…
ニキビでいっぱい、心配事いっぱい、自分に自信がなく友達もいない自分が惨めに感じるお年頃あるあるが詰まっている。
自分の殻を破って高校生のグループに混ぜて貰ったのはいいけど、夢いっぱいの高校にもハードな未来が待っていると学習する下りはハラハラしつつ切ない。
多分青春こじらせ系映画でケイラに共感する人は多いんでしょうけど、私はやっぱり年齢的にパパ目線で共感しちゃう~
大切な娘に『同化』しがちで一緒に悲しんだり喜んだり…子供から大人への移行期はそんな親がウザいのでしょうけど、いつでも親は子供の事が愛おしくて堪らないのよね☆
一度は絶望して想い出ボックスを焼いてしまうケイラが、再び未来の自分に向けて映像を残しているラストショットにウルウル。
「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」
2017年アメリカ
ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ【Blu-ray】 [ マイケル・キートン ] - 楽天ブックス
マイケル・キートン主演の実話に基づいた作品。
次々と職を変える野心家のレイは営業で訪れたハンバーガーショップの画期的なシステムに一気に魅了される。マクドナルド兄弟に『執拗に』交渉し、遂にフランチャイズ化を推し進めるのだが、利益追求のレイに対し味にこだわる兄弟との確執は深まり、遂にレイは店舗を買収することに…
創業者のマクドナルド兄弟の店を乗っ取ってしまうというのは前情報で知っていたけど、その経緯が興味深い。
野心家の彼が得意の話術でどんどん適任者をリクルートして店舗を増やしていくくだりは、本来なら成功物語としてスカッとする物語であるはずなのに、バーガーショップだけでなく人妻まで奪ってしまう等、この映画が単なるサクセスストーリーではない事を物語っている。
彼が作ったフランチャイズ1号店をレイがマクドナルド1号店と言ったのがそもそもの間違いで、本店へのリスペクトの無さがどうにも気分が悪い。その辺を悪役が似合うマイケルキートンが演じるので、いけ好かない感じが増幅されるww
EDで「買収されてから本店が3年で廃業になった」とテロップが出て何とも言えない気分になる。
実際の世界企業マクドナルドの社長を『泥棒猫』として描く映画という点で大いに斬新。ただ彼の功績無しには『世界の』マックにはならなかったのも事実。
この記事へのコメント
ぽんぽこちゃんとピーナツ君っていうのは初めて知りましたよ。今検索かけてみた。そうかー、こういう2人組で人気があるのね。
ファウンダーの方だけ見てます!
これはマックの歴史という意味でも凄く興味深い内容でしたよ。腹が立つけど、面白かったわ。
それがね、私ったらこの映画を面白く見て感想まで書いていたのにすっかり忘れていて、セレンディピティさんと何かでお話した時に「本作未見なので見てみます」って再度見始めて(途中、なんか知ってるな・・とは思ったんだけど)
見終わった後に、見てたことに気がつくっていう、恐ろしい経験をしてるんです!いやーここまで自分の記憶がヤバくなったとは。(余談長々とすいません)
https://latifa.blog.fc2.com/blog-entry-1473.html
瞳
「エイス・グレード~」SNSとかね、イマドキのお話ではあったけど、普遍的な思春期の悩みがすごく素直に感じられて良かったです。
学校ってなかなか大変なところだよね・・・なんていまさらながら思ったりしたわ。
ちょっと頼りないけど優しいお父さんにもほっとしましたよ。
https://teapleasebook.blog.fc2.com/blog-entry-1270.html
ふじき78
デートするのに男親が車に乗せて連れていくのは娘大好き親としてはしんどいだろうなあ。日本でもアメリカでもあの辺りの子供は承認欲求強くて大変だ。
ふじき78
マイケル・キートンがやはりこういう世間的に後ろ指を指されちゃうような役にピッタリでねえ。主役には出来ればいい人になってほしい。見ていてキツい。
ノルウェーまだ~む
>
VTuberとかあんまり知らないよね~?
ピーナツ君の方はラップのアルバムも出している多才な兄妹なので、意外に面白いの。映画の好みがちょっと近くてチョイスに役立っています☆
「ファウンダー」忘れちゃったのね(笑)あるある~!腹が立って、記憶から消し去ったのかも⁉
リンクありがとうございます。今から拝見するね☆
ノルウェーまだ~む
>
自分の子供たちを見ていると、イマドキの子って大変だな~って感じるよね。思春期の悩みは大人になると本当に小さな事なんだけど、本人たちにはそれが世界の全てだったりするから…
頼りないお父さんに、実はホッコリするよね。これがマッチョなオレオレ系だと子供の悩みにも気付いてあげられなかったりしるし…
リンクありがとうございます~今からお邪魔しますね☆
ノルウェーまだ~む
>
確かに~!日本だと有り得ない光景ですが、デートやパーティにパパが連れて行くってなかなかです。
ただ親としてはナイショで勝手に出掛けられちゃうより、どんなお家に住んでいるどんな男の子かチェックできるので、送迎もありかなって…
ノルウェーまだ~む
>
見ていて確かにキツいんですが、何故かマイケルキートンだと悪役顔なんで仕方ないかな~って思ったり…(笑) いい人役だけの役だったら、物足りなく感じちゃうかも?
セレンディピティ
お邪魔するのがすっかり遅くなってしまって申し訳ありません。
「ファウンダー」見ています。当時、結構評判がよくなかった(気分が悪くなった)という感想も見聞きしましたが、なかなかどうして、私はとっても楽しめました。
本来だったら、マクドナルド兄弟がクロックを訴えることもできたかもしれませんが、彼らはあまりにも「いい人」過ぎたのでしょうね。
そういえばFacebook創業の物語である「ソーシャルネットワーク」も、ザッカーバーグがウィンクルボス兄弟のアイデアを取っちゃった話だし、このくらいのあくどさがないと、アメリカでは成功できないのかも?しれません。
https://serendpt5.hatenablog.com/entry/2017/08/13/085919
ノルウェーまだ~む
>
はい、セレンさんの「ファウンダー」のレビュー他の方のリンクから拝見させていただいてます!コメントが入れられない状態になっている?ようだったので読み逃げでゴメンナサイ。
確かにそうなんですよ~
結局クロックがいなかったら世界的規模の大企業にはなっていなかったわけで、そういう点では彼の功績は大きかったと言えるものね。
ただマクドナルド兄弟の誠実さとクロックの抜け目なさが対照的すぎて、「善い人ほど損をする」お話だからスカッとしにくいのかなって思いました。
ごみつ
「ファウンダー」は、公開時、劇場へ見に行きました。すごい面白かった。
結局乗っ取りの話なので後味は悪いけれど、レイ。クロックがいなければここまでの大企業になってなかったろうし、私たちもマック食べれなかったろうな~なんて思うとけっこう複雑な気持ちになりました。
私が見に行った日、若いサラリーマンとOLみたいなグループが入ってきて、「あ、この人たちマクドナルドの社員じゃないか?」と思ったりしました。(笑)
ノルウェーまだ~む
>
そうなのそうなの。結果的に乗っ取りなんだけど、世界の大企業になるためには彼の業績失くしてはあり得なかった訳だし…その辺り仰る通り後味悪く複雑な気持ちになるよね…
ともかく人の気持ちお構いなしのクロックのやり方が大きく気分を害するこの後味に影響するわけだけど、大方営業ってそうでもないと出来ないものだものね(営業職の人が見たら怒られそうだけど、それで私自身は営業苦手なの)
マックの社員が見たらどんな気持ちだろう~?(笑)