もう1年以上も試写会に当たらなくて意気消沈していたところに私の愛してやまないA24映画の試写会に当選!
そして鑑賞後の登壇者は、日本人初で英国推理作家協会が優れたミステリーや犯罪小説に贈る、世界的に権威のあるダガー賞を「ババヤガの夜」で受賞され、ご自身もクィアを公表してる王谷晶さん☆
「愛はステロイド」 8/29公開
原題は「Love Lies Bleeding」邦題がちょっとダサめだけど'80年が舞台の空気感にぴったり。
反発しながらも裏社会を牛耳る父(エド・ハリス)の支配下から逃れられないルー(クリステン・スチュワート)は、ボディビルダーの大会出場を目指すジャッキー(ケイティ・オブライアン)と電撃的に恋に落ちる。夫のDVで大怪我をした姉を心配するルーを見てジャッキーは衝動的にDV夫を殴り殺してしまうのだが…
映画としてはテルマ&ルイーズ×サブスタンス×ジーニー⁉
とにかくヤバイ!映画の冒頭から「うっ、うわわ、うっわ~、ううう…」と思わず声が漏れそう。冒頭のトイレ掃除シーンからラストシーンまで常に人の尻ぬぐいで清掃活動してるルーが、ジャッキーというステロイドを注入されて強くなっていき、己の意思で一歩を踏み出す最後が実に爽快。
それぞれクィアを公表しているクリステン・スチュワートと元ボディービルダーのケイティのガチな濡れ場が不思議と生々しく見えない。
あの「トワイライト」シリーズで世界中を虜にしてロバート・パティンソンと結婚しかけたり監督と浮気までした彼女が今やクィアとしてクィア映画に主演するって…でもそんな彼女が超カッコイイんだな~
父役のエド・ハリスがヤバい!自分の手を汚さずに次々と自分に不利な証言をする人を始末させていく冷血さもさることながら見た目がエグっ!それにしてもアメリカの森や山や地面の割れ目って、いつも思うけど死体を捨て放題だよね…
MI:ファイナルレコニングにも出演したケイティのガチビルダーぶりがヤバい!おりしもうちの息子の同級生の女の子が先日、初出場の大会で総合優勝したばかりなもんだから…
今回物語のミソとなるステロイド剤でメキメキっと筋肉が増強していく様子と、大会での顛末はサブスタンスを想起させる。
DV夫のシーンだけはちょっとグロイけど、ステロイドというよりヤク中?な、どこかファンタジー的世界観は新感覚。
80年代の粗め映像がもう最高だし、パンプアップ中の男性の乳首アップからの~親との不仲の原因がLGBTQなんて無関係と、とにかく何もかもA24印が炸裂した作品☆A24ファンなら是非!
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この記事へのコメント
latifa
わー!いいですね、試写会当たったのね。
この映画の事は知らなかったのだけれど、面白そうね。
テルマ&ルイーズっぽい感じと他にもいろいろな要素が入っているのね。
それにしても、エド・ハリスさんが、こんなお姿になっているとは・・・。
ポスターがわざと昔風の写真になっていて、懐かしい感じね!
ノルウェーまだ~む
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もうね1年ぶり以上かな…試写会もう当たらないのかと思ってたわ。
ポスターが80代風でしょう?これがね、映画全体がこの雰囲気なのがまたイイのよ♬
エド・ハリスがエグイ存在感で、それだけでもうこの映画がビシーッと締まるの☆
私としてはトワイライト以来のクリステンだったけど、ボーイッシュな立ち居振る舞いが超カッコ良くて…色々な意味でA24っぽい作品でしたよ☆
セレンディピティ
試写会...ということは、これから公開される作品なのですね。
テルマ&ルイーズも、クリステン・スチュワートも大好きなので
この作品とっても気になるわ。
グロいシーンにちょっと躊躇しちゃうけれど...
80年代風のちょっといけてない、レトロなポスターも最高ね☆
ノルウェーまだ~む
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まあ!クリステン・スチュワートお好きだったとは⁉
ちょっとざらついた映像に80年代のレトロな雰囲気は、実に良かったです~まさにテルマ&ルイーズな感じ☆音楽も当時のものなの。
グロいのはホントに一瞬で(思い出すシーンを入れると2回)そこだけ目をつぶったら大丈夫ょww
何か不思議で幻想的な雰囲気もあって、ちょっとトリップした気分になります。
ノラネコ
内容もクライムムービーであり、ラブストーリーであり、ファンタジーでもありと、説明のしようがない。
なかなかメジャースタジオは手を出さないような企画で、いかにもA24絡みという感じです。
面白かったけど。
ノルウェーまだ~む
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確かにジャンルレスで説明しにくいんですよね。
クィアを題材にしていて現代的でもあるけど、70年代のまだまだ抑圧された女性という社会問題的部分もあるし…
ザ・A24で凄く面白かったです。