芸人さんが声を勤めて若い人にブームが起きたアニメ「オッドタクシー」のクリエイター木下麦監督の第2弾。
バリバリの昭和の極道ものなのに、何とも美しくファンタジック。最後はハンカチ用意してなくて、顔ぐしゃぐしゃになったYO
「ホウセンカ」 10月10日公開 公式サイト
刑務所で最後の時を迎えようとしていた無期懲役刑の阿久津は、枕もとのホウセンカに話し掛けられる。幸せだった若い頃や事務所の3億強奪殺人までを想い出していると、庭で全てを見て来たホウセンカは…
今回のトークショーは極道の子分の声をやったとろサーモンの村田秀亮氏とピン芸人の中山功太氏。そのお陰で鑑賞後のトークショーも最高に楽しかった~♬
ただ「声の出演についてSNSにまだ書かないように」と言った発言をしていたので、ブログ書きにくい…と思ったけど、公式に出演者が映画サイトにも出ているからOKよね?
映画はオッドタクシーの時の様に、静かに静かに進んでいき、激しくアクションしまくりのアニメに慣れている人にはちょっと前半じれったいかも。これが監督の作品の味だから、後半展開していくまではぐっと我慢。
中山功太が「なんでこんな主人公の顔、長いんすか⁉」と質問☆
昭和のバブル期の極道が時代が進むにつれ低迷していくのは映画「やくざと家族The Family」っぽくて実写版にしても良さそう。
前半MVのように美しい花火のシーンから趣味のお散歩から、実は様々な所に伏線が隠されているのが判るラストが秀逸。トークショーでは「いつ息子の父親が誰なのか判ったのか?」の質問の監督の答えに一同驚いてたけど、私は最初から薄々そうかな…と。
何しろ兄貴が連れて行く店は兄貴の女の店であって、その店で働く女の子は全部兄貴の物なのは「昭和の極道ものあるある」というより常識?
一緒に住んでいて互いに想いを寄せているのに、頑なに「さん」付けで呼び、川の字で寝て決して手も出してない時点で『息子は兄貴の子供であると最初から知っていた』と考えるのが当然。
それはともかく阿久津が仕掛けた大逆転と、那奈が待っていた本当の大逆転が判った時は、ホウセンカの実が飛び散るように涙が飛び出すのは間違いなし。ハンカチはお忘れなく!#ホウセンカ
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この記事へのコメント
shun
ノルウェーまだ~む
>
ご興味持っていただけましたか~?おススメです!
Take-zee
かみさんでも生きてりゃ、行こかとなるんですが・・・
ノルウェーまだ~む
>
そんな想いを胸に、是非ご覧になって欲しいです🎵
勿論、配信でも充分ですがww
latifa
試写会また当たったのね☆いいなー!
>芸人さんが声を勤めて若い人にブームが起きたアニメ「オッドタクシー」のクリエイター木下麦監督の第2弾。
知らなかったわ・・・。
過去記事のリンク先にも飛んでみました。
本作も、そちらの作品も今まで縁がなかったのだけれど、若い人にブームが起きているくらいだから、せめて名前と存在だけでも、知識だけは持っておきたいな。
ノルウェーまだ~む
>
ブームと言っても芸人さんが声をやって、それが意外と良くてそれで話題になったっていうくらいかな。お笑いやアニメに興味ない人にはあまり知られてなかったかも。
試写会は実はこの前、日にちを勘違いして2本無駄にしちゃったから、今回は頑張って行ってきました!
セレンディピティ
絵のテイストに見覚えが... と思ったら、オッドタクシーのクリエイターさんたちが作っているのね。
オッドタクシーは息子が好きで教えてもらって見たのですが、ひょっとしたらこの作品のことも知っているかも。
最後の真相はちょっと「蒲田行進曲」を思い出しました。
ノルウェーまだ~む
>
そうそう!セレンさん気が付いてくださるかしら~?って思っていたわ。息子さんに是非聞いてみて!
オッドタクシーは13話の続き物で静かな展開が逆に新鮮だったんだけど、こちらもその流れは汲んでいて、最後の大逆転!が爽快なの🎵
確かに鎌田行進曲の時代ですね。←の最後って何でしたっけ?階段落ちしか思い出せない…(笑)
瞳
8日までまだお忙しくお仕事かな。息子も頑張ってまーす。
バリバリの昭和の極道もの、絵柄がちょっととぼけた感じで面白いですね。
ホウセンカがすでにもう昭和のお花よね。最近見なくなったけど、私も子どものころ、母が庭に植えてましたよ。
ハンカチ必須なのね~。配信になったら見てみますね。
ノルウェーまだ~む
>
ありがとうございます。息子さんも当分お忙しいと思いますよ。今自治体に繋がらないってお電話が続々ですww
絵柄がトボケテいるでしょう?この味わいが良いのよね。
それで油断していたら最後に泣かされました(笑)
ノラネコ
鬼滅やチェンソーマンの景気の良い話が目立つけど、オリジナルや単発が入らない状況が続いているので、やっぱ厳しいです。
配信でヒットして欲しいところですね。
ノルウェーまだ~む
>
ちょっと地味ですもんね、アニメとしても、映画としても。
凄く良い映画だけに勿体ない感じです。