「ワン・バトル・アフター・アナザー」☆ダサ格好いい汚レオ様はいかが？

短期派遣の合間に急に思い立って公開初日のこの映画を観に来たら、ちゃんとネットでチケットが取れてなかったらしく、散々調べて貰った挙句ションボリと家に帰って来たので、今回はよくよく確認して再トライ(笑)

「ワン・バトル・アフター・アナザー」　公式サイト

かつては革命家だったボブ（ディカプリオ）は、捕らえられ仲間を売った妻（タヤナ・テイラー）との間に生まれた娘を育てて今はすかりマイホームパパ。しかし壊滅したはずのフレンチ75のメンバーを追って、冷酷な軍人ロックジョー（ショーン・ペン）は再び動き出し二人を追い詰める。娘を誘拐されたボブは…
「娘を救助する」と言えばリーアム兄さんのオハコだけど、今回は髪を振り乱してボテボテと走るレオ様！映画の全体的なテイストは「ドント・ルック・アップ」といったところか？
レオ様はよくよくこの手の映画がお好きと見ゆる。

妻役のタヤナの走りっぷりがトムクルーズを超えて美しい～
それに比べて変態軍人のショーン・ペンの見事なまでのなりきりが凄い！物凄く些細なクセや歩き方や、異常なまでのマッチョ感にピチピチＴシャツまでが何もかもキモい！ここまで絶妙にキモイ人物をちゃんと演じられる人が他にいるだろか？これは助演男優賞をあげてもイイ！

娘が通う道場の「センセイ」にデル・トロ。スペイン語を駆使してメキシコ国境で不法移民を助けているんだけど、⇧の写真のようにマシンガンをうやうやしくボブに献上したりと、気が付かないような小さな笑いをいくつもぶち込んでくる！
様々にボブを助けてくれるのに、何故か上手くいかないところもボブが肝心の暗号を思い出せないのも面白い。

時間は162分と長丁場。各場面でもう少しずつカットしたら2時間ちょいでいけるのでは？という前半ダレた感じが無きにしも非ずでも、後半全く予期せぬ展開になって映画「激突」を思わせるラストの異様な波打つカーチェイスまで驚きの連続☆
10年に1度の傑作は言い過ぎだけどこれは面白い～！まあ結局まともな人が誰も出てこない異常さが、正に今のアメリカなのかも⁉

Comments

[Take-zee]

こんにちは・・・（＾－＾）！！
だいぶ気温は下がって来ましたが体中に余熱が溜まって
いるようで25度でもエアコン付け放しです　😂

[JUNKO]

若くてハンサムだったころのレオ様が懐かしいです。最近の姿はあまり好きでありません。

[瞳]

まだ～むさん、こんばんは。
コメントありがとうございました。

革命家の時も妻に押され気味、娘救出の時はテンパってボテボテ・・・カッコ悪いけど頑張る姿がなんとも可愛かったですね(*^^*)
センセイに「４」で降りろ・・って言われるのにできない車中のシーンに爆笑しちゃいました。
ショーン・ペンのなり切りっぷり、いやーー、すごかった。あの口元・・・。
まさかああいうカーチェイスだとは、ビックリでしたネ。

最後はほろり・・とさせつつ、ママの血を引く娘ちゃんにドキドキしたわ。

[angie17]

お、レオ様ですか！
私も正直なところ、若い時のレオ様のほうが好きです。
なんて言うか、スクリーンの空気が広がる感じがして、
演技が上手いな～と感じる事も多かったし。
最近は良い感じに、くたびれて来て（笑）役者としては幅が広がったのでしょうけどね。
それにしても、せっかくチケットを予約したのに映画館に入れなかったとは！？　残念でしたね。
私もウッカリ屋さんなので、ちゃんと確認しようと思いました。

[ノルウェーまだ～む]

>Take-zeeさん
>
涼しくなったかと思ったらまた暑く感じたりですね。
私は職場のコロナを貰って現在臥せっているところです。

[ノルウェーまだ～む]

>JUNKOさん
>
劇中でもトム・クルーズの名前が挙がるのですが、若い時と変わらずイケメンと体力をキープしているのも凄いけど、イケメンであることを手放そうと必死に抗うレオ様は人間味があって私は好きです☆

[ノルウェーまだ～む]

>瞳さん
>
トム・クルーズの様に颯爽とできないダメダメなレオ様が超キュートでしたね♬　普通そうだから！それにしても元革命家とは思えない気迫の無さ(笑)　大切な暗号も忘れちゃうけど、娘にはちゃんと長文の暗号を叩き込んでいたね☆
ショーン・ペンの何ともいやらしい感じ、動きの一つ一つがキモイって凄いよね～（爆
同級生とのダンパには厳しいけど革命はOKなのも超ウケたわ～最後まで細かく笑わせてくれましたね☆

[ノルウェーまだ～む]

>angie17さん
>
きゃ～オハズカシイ。試写会も日にちを間違える事度々で、自分が本当に情けないです。
レオ様は一番最初の「ギルバート・グレイプ」で若くしてアカデミー賞にノミネートされたのに、その後イケメン枠の映画ばかりで多分賞に繋がる役が回ってこない事が嫌だったのでしょうね。
あえて見た目をでっぷりにして肉体改造してみたりと、必死で抗っていたように見えました。
私はそんな今のレオ様も大好きですよ～

[ノラネコ]

まさに今のアメリカを、バクタン・クロスという一つの街に集約して戯画化したような作品で、時代に呼ばれた映画なんだろうなと思いました。
役者たちが全員ハマり役で、多分PTAの映画で一番娯楽性が強くて見やすい。
まあこれを笑っていられるうちはまだマシなんですが、だんだんと笑えなくなってきているようで・・・・

[ノルウェーまだ～む]

>ノラネコさん
>
本当に仰る通りです。
まだコメディとして笑って見られるうちはいいけど、あれは予言していたね…みたいな事にならないとも限らずで…
アメリカだけじゃなく世界中が何かオカシナ事になって行っている気がします。

[ふじき78]

レオ様が今はダメダメなのに、反政府組織側の風評ではいちいち伝説のテロリストに祭り上げられるギャップが面白かった。
ショーン・ペンが「アイ・アム・サム」と同じ人とは到底思えない。

[ノルウェーまだ～む]

>ふじき78さん
>
ほんとほんと！一度マークされると伝説になっちゃうんですね(笑)
ショーン・ペンの成りきりも凄かったです！