「死霊館」 (2013年)アメリカ
基本的に悪魔物と人形ホラーと霊ものは見ないことにしている私。これって全部じゃん!

死霊館(字幕版) - ---, べラ・ファーミガ, パトリック・ウィルソン, ロン・リビングストン, リリ・テイラー
田舎の一軒家に引っ越して来た7人家族。古びた家では不思議な出来事が次々と起きていた。超常現象を大学で講義しているウォーレン夫婦に助けを求めた家族だったが…
この大ヒットシリーズは「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」のみ試写会で観たけど、これが私には響かなくて…
何でも「悪魔」のせいにする感覚は、私がキリスト教の信者ではない為理解が難しい。ただごみつさんが仰るように、このシリーズの良さはウォーレン夫婦の互いを想い合う熱い絆にあるということで、その視点で今回は鑑賞したら確かに良かった☆
ただ怖がらせ方も存分に怖く、仏壇と先祖の写真がずらりと飾ってある田舎屋敷に帰省したり、古民家宿に泊まりがちの私にとってやっぱり観てはいけない映画だった~ぁ!
ちなみに今回瀬戸芸旅で、江戸と明治時代の古民家宿に宿泊した夜、21時頃から急激に建物がガタガタなり出して、外の風がビュービュー吹き荒れ私の咳が止まらなくなったり、昔ならではの古いトイレに続く扉がひとりでに開いたりしたけど23時になってパッタリ止まったのだった。
旅行行く前に見なくて良かったょぉう。
「死霊館 エンフィールド事件」 (2016年)
続けて見るとこのシリーズの魅力が存分に判って来たYO!予想通りのくるぞくるぞ…的な怖さに、更にその上を行く怖がらせ方の巧みさ、加えてシリーズの他の事案を劇中にチラ見させて、他の作品も見たくなるように作られているという…

死霊館 エンフィールド事件(字幕版) - ジェイムズ・ワン, ベラ・ファーミガ, パトリック・ウィルソン
「実話」であることをウリにしているこのシリーズ。実際このエンフィールド事件はイギリスで本当に起きた事案である。
イギリスは歴史が古く、築100年以上の建物ばかりで様々な亡霊の話があちこちにある。そして何故か「幽霊の出る家」が人気だったりする。そんな私も色々な現象を体験したロンドンで住んでいた長屋にそっくりな家が今回の舞台!
今作で良かったのは、そもそも心霊現象を疑うシーンなども登場し、やみくもに霊の仕業と決めつけたりしないところ。ただしこの映画に登場するモリス・グロスという実在の人物は、怪現象を完璧に信じていて亡くなった娘の話も真実らしい。
テープレコーダーやカメラなどかなりクラシカルな道具で調査しているし、真実と虚構とのバランスでこのシリーズの楽しみ方も変わってくるのかも。『信じるも信じないもあなたしだい…』だとしても、映画はしっかり楽しめたのは間違いのない事実☆
「マリグナント 狂暴な悪夢」 (2021年)アメリカ

マリグナント 狂暴な悪夢(字幕版) - ジェームズ・ワン, ジェームズ・ワン, マイケル・クリアー, エリック・マクレオド, ジャドソン・スコット, イングリット・ビス, ピーター・ルオ, マンディ・ユウ, アケラ・クーパー, アナベル・ウォーリス, マディー・ハッソン, ジョージ・ヤング, ミコール・ブリアナ・ホワイト
夫が何者かに殺され自分も頭を打って運ばれたマディソン。度々夢に出て来る恐ろしい何者かが殺人を犯す夢にうなされる。狂暴な連続殺人鬼の共通点からマディソンは刑務所へ拘束されることになるのだが…
いや~正直言わせてもらうと嫌い。なぜこんなに評価が高いのか謎なくらい。まあB級モンスターホラー映画と知って観た方が逆に面白く感じるのかも?
そもそもアメリカ映画の美しいものが正しくて醜いものをモンスターとして描く時点で私は気に食わないのだ。勿論狂暴な奴はモンスターであるわけだし、電気を操ったりするくらいだから正真正銘異状な訳だけど。
前半は王道の怖がらせ方。後半にモンスターが姿を見せるとトンデモナク俊敏でトンデモナク醜かったりして情緒も何もない。その辺がそもそも…で、そこに愛はあるんかい?と思ってしまう。
母の謝罪の言葉で「意識でコントロールして」解決するなら、もう少し抹殺された片割れの悲哀を愛を持って描くべきでは?
私だったら狂暴な方が超絶美人、主人公は冴えない女の子のキャラでお話を作るけどな。
この記事へのコメント
JUNKO
ノルウェーまだ~む
>
これは中々に怖かったですよ~
ふじき78
無造作と言うか、無頓着と言うか、無慈悲と言うか、追い込みに掛かってくる音が怖かったですね。「悪魔」はやはりキリスト教的な素養がないと信じづらいですね。やはり、恐怖は子供時代の文化や環境に左右されると思う。
ふじき78
今、日本では「悪魔」から「あ」を抜いた奴が怖い事になってる。あいつらも容赦しないからな。
ふじき78
これは好き。変だから。
しかし、邪悪な物が醜く描写されてしまうのは、唯一神が美しいのは当然。醜い筈がないというバイアスが掛かっているのかもしれない。当然のように、神の側に立たない存在は目も当てられない姿になったりする。逆に美しさと正しさは比例しない事が常識的に分かってるからリアルなのかと言うとそうではないのかもしれない。
ノルウェーまだ~む
>
いつもそれぞれのリンクお貼りくださりありがとうございます。
宗教が違うと恐れるものが違ってきますね。登場する霊なんかは同じはずなんだけど、やっぱり子供時代に何の根拠もなく感じた怖さがベースにあるのかも…
ノルウェーまだ~む
>ふじき78さん
>
確かに~~よっぽど容赦ないですからね。
十字架でやっつけられれば何てことないのに…
ノルウェーまだ~む
>
マリグナントお好きなのですね⁉
実際神話に出て来たりする神は美しいから、善きもの=美しいが常識なのかな。
ただ神話や伝説を見ると、その時代から美しいものが重宝され、醜き者は虐げられる事が多く、これは人間の本能だったりするのかな…と思いつつ受け入れ難き事でもありますね。
瞳
なんと!まだ~むさん、ロンドンでいろんな現象を体験されてるの?
そんな長屋にそっくりの家が舞台だったらますます怖くなりますね。
瀬戸芸での古民家の出来事もそうとう怖いわーー、ぶるぶる。
このシリーズの良さはやっぱりウォーレン夫妻のお互いを想う気持ちと、霊に悩まされている家族を救いたいという強い思いよね。
「マリグナント」まだ~むさんはモンスターの描き方が好きじゃなかったんですね。
私はそっちかーー!!とすごく驚いちゃった。しかも動きがすごくて・・・いろいろ盛り込んできたなあと面白く観ましたよ。
一番のモンスターはDV夫だったかも・・・と思ったりもしました。
ノルウェーまだ~む
>
あのDV夫は酷いよね。でも結構あるあるなのかも…(アメリカ映画でよく居るタイプ)
ロンドンの家は勿論あんなに暗くボロくは無くて白く綺麗に塗り直してあるけど、あのような長屋タイプで懐かしくなっちゃった。
でも最初に住んでいた家には「居た」のよ~玄関ホールが広くてそこでPCするんだけど、すぐ横のキッチンの入り口付近に時計を置くと止まっちゃって、反対側に移動させると動き出すの。夜変な声が聞こえたり、2階に上がると時々胸が苦しくなったり…
「マグリナント」はそのエスパーぶりにちょっと引いちゃいました(笑)
ここなつ
「マリグナント」辛口ですね〜。いえ、みんな違ってみんないい、のですからそれは全然オッケーです。でも私は結構怖くて良かったかな。実は単なるDV男の成敗物だったかもしれないけど(笑)。
ノルウェーまだ~む
>
ふふふふ、久しぶりに激辛レビューになっちゃった。
そそ、DV男を成敗してスッキリしたけど、その後ちょっと暴れすぎてたわ~~
ごみつ
ハロウィンにあわせてホラー映画ご覧になったんですね!
私も毎夏、怪談(ホラーじゃなくて)もの見てたんだけど、今年は見れなかった~。残念。
「死霊館」も2本ご覧になったんですね。あのシリーズのまあまあ面白かった感も私、好きなんですよね。
傑作じゃないんだけど、まあまあって感じがあのシリーズにとっても合ってて。
「エンフィールド」の方は、エドが被害者の娘達にプレスリーを歌ってあげるシーンが大好きです。
ああいう何気なく暖かいシーンが良いんですよね。
「マリグナント」気になる。これ評価高いんですね。モンスターの造形とかが気に入らないのはよくわかりますよ!
アメリカ版「リング」の貞子、「エクソシスト」の取り憑かれたリーガンにそっくりでした。笑っちゃいました。
日本とアメリカでは、恐怖の造形が全然違うっていうのがよくわかりました。
ノルウェーまだ~む
>
ふふふ、のべつ幕なしにホラーを見るタイプではあるのだけど、タイミング的にホラー祭りだ~!となりました(笑)
エドの歌上手かったので驚きました!しかもプレスリーに似てない?(もみあげが長いってだけかな?)
「マリグナント」評判いいでしょう?それでちょっと期待し過ぎちゃったかも。
確かにアメリカでは悪いもの=悪魔=モンスターっていう図式が成立しがちかな。でも私の気に入らないのはそこじゃないんですぅ~