胸を打つとはこういう事なのね…数年ぶりに劇場で嗚咽が漏れるほど泣いてしまった~
「ハムネット」 公式サイト
16世紀イングランドの村で、魔女の子と言われたアグネスと反対を押し切り結婚したシェイクスピア(ポール・メスカル)は幸せな家庭を築いていた。革職人の父から厳しく叱責を受ける日々に嫌気がさし、ロンドンへ出て戯曲を書く仕事で成功したものの、身体の弱い娘を思ってアグネス(ジェシー・バックリー)は村から離れる事が出来ず二人の距離は開いて行った。そんな時病気でハムネットを失い…
とにかくジェシー・バックリーが素晴らしい!今やエマ・ストーンに次ぐ、いや越すほどの紛れもない演技派女優。アカデミー賞主演女優賞も納得(キッパリ)
様々に素敵な革のベストを着ているシェイクスピアに対し、アグネスはずっと同じ赤いドレスのみ。森で生きハーブを育て、土と共に生きるアグネスを演じるに当たって、爪の間の土が付いたままだったりドスッピンだったりと、常に家族の事・子供の事を優先しているのを示唆する細かい演出も見事。
不器用で父からダメ人間呼ばわりされていたシェイクスピアが、どうやってロンドンで成功したのかはあまり描かれていない。夢を追って都会へ出て演劇界に飛び込んでいった夫と離れて、たった一人で子育てをしたアグネスの心境たるや!単身赴任の留守を預かる妻の心境で変に感情移入しちゃったww
それより凄いのは息子ハムネット。もう天使だし!そして演じている少年は天才だし!
実は私も双子で後から息をしてない状態で生まれて来た人なのだけど、ハムネットは2度も双子の妹の命を助け、そして苦悩する母までも救済するのだ。ラストシーンのあの微笑みによって救済されていくシーンで涙のダムは更に決壊!嗚咽を漏らさぬよう必死で耐えながら見ていると、隣の人はそれ以上に凄い鼻水ズルッズルでww
かぶりつきで見るってこういう事よね。
夫が活躍しているロンドンの舞台を観に行こうともしなかった(夫を理解しようとしなかった)アグネスが初めて見た舞台のシーンから、私の嗚咽タイム。特に劇中の『ハムレット』が登場した瞬間、泣きすぎて頭痛しちゃった…
イギリスでは有名観光地としてお馴染みの、ストラトフォードのシェイクスピアの生家とロンドンのグローブ座は、急に本帰国となった事で行かずじまいだったのが今となっては悔やまれる。
「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ」人生の苦難に立ち向かっていく勇気が確かに貰える作品なのだ。
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この記事へのコメント
JUNKO
latifa
おお・・・相当ツボに来た映画だったみたいですね。
私は配信待ちだけど、見たらまた改めてお邪魔しますね(^^)/
ノルウェーまだ~む
>
頭痛がしますよ~(笑)
ノルウェーまだ~む
>
うん~ツボというか、ガツンとやられたって感じかな。
そうくるか~!?ってなって、思わず泣いてしまいました…
瞳
この作品劇場で観れてほんとに良かった!!と余韻に浸ってます。
なんていうか、あの舞台をまるで共有したかのようなそんな気持ちになったわ。
ジェシーはもちろん素晴らしかったし、ポールの繊細な演技も良かったな。そしてなによりハムネット少年のいろんな表情がね、思い出してうるっとくるわ。
>実は私も双子で後から息をしてない状態で生まれて
まだ~むさんが双子さんというのは伺っていたんだけど、なんと、出産のときは大変だったのね。
ノラネコ
クロエ・ジャオは出てきた頃はマリックの後追いとか言われていたけど、もう誰もそんなことは言えませんね。
ハムネットを巡る、夫婦の視線のドラマとしても見事でした。
ジュプ兄弟も素晴らしかった。
margot2005
まさにかぶりつきでしたね。
皆絶賛のジェシーのオスカースピーチELLEにありました。
オーストラリアのELLE1月号の表紙を飾ったそうです。
胸の部分がヴィヴィドで全体ピンク調のシャネルのドレスが素敵でした。
シェイクスピアの生家は行けましたがグローブ座は行けなくて残念です。
ジェシー映画は「ワイルドローズ」が好きです。
angie17
もちろん泣いた事は有るけど、それほどは無いなぁ。
それほど素晴らしい映画だったのですね!
配信を待って大泣きしようかしら?(笑)
ノルウェーまだ~む
>
ほんとほんと!天使の様なハムネット少年の、あの表情のひとつひとつが素晴らしかったよね~私も思い出すともうウルっとなっちゃう…
2人が兄弟というのも、後になって知って凄く納得な演出でしたよね。
粋をしてない状態で生まれて、逆さまにしてお尻を叩いたら息を吹き返したらしいわ。荒っぽいな…そのあと、父が銭湯でお風呂に入れていて、一人を洗っている間にもう一人が湯舟にうつぶせに浮いちゃって死にかけたという経歴もあるのでした。
ノルウェーまだ~む
>
出演者全部が本当に見事で、更にクロエ・ジャオならではの女性の目線から描く過去の偉人の物語が、まさに夫婦の物語になってると言うのが素晴らしかったと思います。
ジェプ兄弟にはやられました~!凄い演出ですね☆
ノルウェーまだ~む
>
ジェシーのドレス忘れてましたww
静かに進行する前半には、ここまで胸を打つ物語になっていくとは思いもよらなくて、ハンカチをバッグの底から探し出すのに手間取ってしまうくらいでしたよ。
「ワイルドローズ」未見でした。これは見なくちゃ!教えて下さって有難うございます~
ノルウェーまだ~む
>
お家だと没入感がちょっと違って、ここまで泣かなかったかも…?
あまり期待し過ぎず、是非フラットな気持ちで見てみてください!
クロエ監督が女性だけに男性が見たらそこまでは感動しない…のかな?
Take-zee
昨日、大船フラワーセンターに出向いたら
藤の花が七分咲きでした❗
どうもGWまでは持ちそうにありません😂
ノルウェーまだ~む
>
貴重な情報ありがとうございます~となると今年は藤の花を愛でるタイミングが私にはなさそうです…
ヨモギ
私も『ハムネット』見てまいりました。
ジェシーもポールも素晴らしかったです。
シェイクスピアがどんな人だったかはわからない?そうですが
最後のほうで、雨の波止場でハムレットのセリフを
ポールがつぶやく場面は、ぐっと来ました
田舎舞台でのラストシーンには泣けました。
画面に向かって、私も手のひらを差し出そうかとおもうほど。
ハムネット役の少年も、ハムレット役の若者も
本当に良い役者さんでしたネ。
ふたりが本当の兄弟だ他なんて。。。顔立ちもそっくりでした(⌒∇⌒)
ノルウェーまだ~む
>
始めまして!ようこそ弊ブログへ~☆
コメントありがとうございます。
私もあの名セリフを呟くシーン、私もぐっときました!
恥ずかしながら「ハムレット」自体を読んだことも見た事も無かった私でさえ知っているこの台詞、この映画でその台詞が生み出された心情がよく伝わりました。
あの兄弟が「良く似ている」事が実は重要だったんですよね。兄弟を使うなんてニクイ演出でした!
小米花
いい映画でしたね~。
映画館で涙するのも久しぶりだったと思います。
ラストは本当に感激しました。
シェークスピア作品をしっかり読んだことはないのですが、
『ハムレット』はローレンス・オリビエ主演、メル・ギブソン主演でお家鑑賞したことがあります。
双方とも感激した記憶がありますので、これはやっぱり原作の力なのでしょうね~。偉大なシェークスピア作品を原作の力なんて畏れ多いですが・・・。
これからのジェシー・バックリー出演映画が見逃せないです。
ノルウェーまだ~む
>
確かに偉大なシェークスピア原作の力ですね~
実は原作も舞台も映画も見た事なかったので、今度メル・ギブソン版のを見てみようかしら…?
どちらも感激するのですね~
ジェシー・バックリーの演技も素晴らしかったから、今後も追いかけたい女優さんです☆