カンヌでは初めてトランスジェンダー俳優として女優賞を受賞。アカデミー賞でも助演女優賞(ゾーイ・サルダナ)と主題歌賞などでノミネートされた作品。
少し前からアマプラで上がっていたけど、何故か吹き替えでしか見られなくて、この度チェックしてようやくオリジナル言語で鑑賞出来たyo🎵
「エミリカ・ペレス」 (2024年) フランス
メキシコで弁護士をしているリタ(ゾーイ・サルダナ)は麻薬カルテルのボス(カルラ・ソフィア・ガスコン)から極秘に性別適合手術を受け新しい人生を生きたいと依頼され奔走する。4年後エミリアと名乗って完璧な女性に生まれ変わり、再びメキシコへ戻って家族と暮らしたいとリタに頼むのだが…
ゴールデングローブ賞でも多くの賞を受賞しているし~と、ちょっと期待し過ぎたかも…
確かに前向きに生きることを肯定するこの作品の主題歌(エンディング曲)は物語を良く表していて秀逸なのだけれど、何とも共感するポイントを探せなくて~
当然トランスジェンダーの方の気持ちを本当には理解出来る訳が無いのだけど、その手の物語に馴染みが無い私でもないのだ。なのに…
性別が女性になったけど女性が恋愛対象なのね?とか、子供はスイスが気に入ってるのに危険なメキシコに戻って来る理由とか、急に慈善団体を作ってメディアで目立ったりとか、その後の生活を支える資金はどうしたのか?部下が沢山いるのでは生活が変わってないのでは?と疑問も多い。
そしてなんとミュージカルだった!ただ、激しく訴えるその歌詞が、彼女たちが抱える苦しみを良く表していて見事。特にリタが政治の腐敗を訴えるシーンは良くあるテーマと思いつつも、メキシコなら現在でも進行形なのかも? その情動がしっかり伝わってくる。
死体を掘り起こし遺族に返す活動って、そもそもあなたが殺しとかしてたんじゃなかった?
「好きなだけ儲けて、好きなだけ女とやって、好きなだけ殺して…」と語る彼(彼女)が唯一叶えられなかった夢を叶えた事で結局は他の総てを失った訳だけれど、その悲哀に湿り気が無いのはラテンの明るい陽の光のせいなのか?
自分を肯定して、道が間違っていても前へ進む~とエンディングで歌っているそのポジティブシンキングこそがこの映画の良さなのでしょう。
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この記事へのコメント
latifa
確かにね。ちょっとそれはどうかなあーって点とか、あまり好きになれない主人公ではあったなあ。
それでも、全く知らずに見て、想像もつかないストーリー展開だったので面白く?は見ました。
ミュージカル映画だったとは驚きよね。
子供が可哀想よね、、なんか親にふりまわされちゃって・・・。
ノルウェーまだ~む
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うんうん、私も予備知識は麻薬カルテルのボスが性転換したくらいしか知らなかったので、凄く興味深くて面白く見れたわ~
子供がねぇ…ただ、家に巨大なゲーム機を置いたり、結局のところ麻薬で稼いだお金で贅沢をしている人たちの話だから、気の毒がる気持ちがどうも湧いてこなくて…
全てを捨ててまで希望して人生をやり直すのなら、せめて無一文から始めて欲しかったの。
ここなつ
多少お口に合わない部分があったようですが、異色の作品だし、興味深い内容だったのではないかと思います。
ヒロイン(?)はあまりに自己中だし、振り回される周囲になんだかなぁ、と思いながらも自分の生き方を貫いた所にパッションを感じて私は好きでした。…っていうかね、メキシコってそういう国なんだ、と(先入観も多少ありつつ)思って見ていたので、引っ掛かりはなかったかな。
この監督の「預言者」という作品はすごく良かったので、機会があれば是非。ヘビーな作品ですが。
Take-zee
連休に入って天気がすぐれませんね。
ノルウェーまだ~む
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うんうん、ここなつさんの仰ること納得ですわ~
実際、私の中では「共感しにくい」人たちなだけで、彼は自分を捨てて『善人』に生まれ変わろうとしたわけでも何でもなくて、唯一叶えられなかったものを手に入れようとしただけなんだもんね。
その点では確かに彼女のやったことは何も人様から咎められるものではないけど、(それがメキシコだから~)私としては女性になりたかったのが「カルテルから逃れ別の人生を歩むため」なのかと思って見てたので、そこで気持ちの齟齬があったのかも。
ノルウェーまだ~む
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連休はお見舞い以外は何処にも出掛けないので、曇ってても雨でも大丈夫でーす★
angie17
普通の映画として観たかったな~。
良い俳優さん達だと思うので、1体1の会話まで歌われると勿体ないと思ってしまったわ。
群像シーンは歌っても違和感ないけど、弁護士と医師の静かな会話、歌う必要ある?(笑)
という事で、あちこち早回しで見ちゃった(笑)
JUNKO
ふじき78
ノルウェーまだ~む
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なんと!angie17さんもミュージカル映画苦手なのかな?
私は元々ミュージカルものが苦手なので、歌い出した時えっ!?ってなったけど、確かに『嫌なミュージカル映画』じゃなかったね🎵
早回し~はさすがにしなかったけど…
ノルウェーまだ~む
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これは頭では理解出来たけど、私にも心では理解に苦しみましたよ~
ノルウェーまだ~む
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男性形態のときも多少目が優しかったので、女装しても良いかんじでしたよ。鼻は変わってましたね。
ノラネコ
まーこのトリッキーさはまさにオーディアール。
矛盾こそが人間ていう作品でしたね。
これほどラジカルな作品が、オスカーの舞台でそれなりに認められたのも意外でした。
ゾーイ・サルダナは素晴らしかったけど。
ノルウェーまだ~む
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全くその通りですね。
矛盾OK!私が良いんだからそれでいいの🎵って感じでしょうか?
映画賞も沢山ノミネートされたり認められたのは良い事です。
ゾーイ・サルダナも素晴らしかったですね☆