Netflix実話に基づいた物語★傑作!「最初に父が殺された」「スウェーデッシュ・コネクション」「7月22日」

アンジェリーナジョリーの監督作品が殊の外良かったので、他にも戦争映画を見ようとアレコレかじったものの、「ウォーフェア~」を見てからどんなに評判良くてもアメリカの戦争映画をどうしても見る気になれず…

「最初に父が殺された」(2017年)アメリカ アンジェリー・ナジョリー監督作品。
これは素晴らしい作品!いやぁアンジー舐めてた!
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中立国だったにもかかわらず240万トンもの爆弾を投下したアメリカが撤退し、プノンペンの街はお祝いムードだった。しかし反政府軍クメール・ルージュが侵攻してきて7歳の少女ルオンの一家も家を追われ、彼らの支配下で強制労働をさせられる。政府の役人だった父が虐殺され、栄養失調で長女も死亡、兄姉と一緒に逃げるも辿り着いた村でクメールの少年兵として選ばれたルオンは…
少女の目から見た戦争。台詞は少なく飢えと不安と恐怖と絶望が映像だけで静かに伝わって来て見事としか言いようがない☆
何が起きているか理解が出来ない年齢で、過酷な労働に耐え、生きるためにクモも捕まえて食べ、少年兵となって訓練を受け自分が埋めた地雷でさっきまで一緒だった仲間たちが倒れていく現実。
てっきり劇中でルオンが姉に「死んだらどうなるの?」「亡くなって3日したら死んだことに気が付くんだよ」と言う会話が前振りなのかとヒヤヒヤしたけど、5人兄弟が再会するラストはやっぱりアンジーがアメリカ人だからこそのハッピーエンドなのかな…
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ちなみに前にも書いたけれどパパンはポル・ポト政権が終焉を告げ20年が経った1995年頃、会社のプロジェクトの一環でカンボジアの学校の先生をやったことがあり、まさにこの映画に登場している様な子供たち(その時は成長して20代~30代)を教えていたのだそう。当時、まだ道の十字路には土嚢を積んでライフルを構えた兵士が立っていたらしい。
文字を書ける知識人200万人が虐殺され、強制的に農耕労働させられていた当時の子供たち。その当事者である彼らが、自分の友達が首を斬られたのを見た事などポツポツと話してくれたのだそう。彼らが後に補助金で教育の機会を与えられた時には、既にその年齢をオーバーしていたので3歳年齢を偽っていたそうな。

「スウェーデッシュ・コネクション」(2026年)スウェーデン
痛快!実話ベースの戦争物なのに血が1滴も流れず、コメディ仕立てでジワっと涙の感動作!
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周辺国が全てドイツに占領されていた1942年、唯一中立国であったスウェーデンの法務局で働くエングゼルはドイツの顔色ばかり窺う政府機関の元で、のんびりと仕事をしていた。ある日、新しく入局してきた若き事務員にスウェーデン国籍を持ちながらベルリンで拘束されている双子の少年が両親に逢えるよう申請を通すべきと強く薦められ…
第二次大戦の最終解決策=絶滅収容所がテーマでありながら悲壮感は薄い。何度も却下されながら最後の妙案で20万人ものユダヤ人を救い出し、自分ではその功績を最後まで話さなかったという実在の人物。こんなにも英雄なのに奥ゆかしいエングゼルを如何にもお人好しそうな人物(⇧の写真)が演じていて、これがまたイイ🎵
ただ聞き馴染みないスウェーデン人の名前と、沢山の登場人物、そしてオスロの役人まで登場すると混乱するので要注意!

「7月22日」 (2018年)ノルウェー・アイスランド・アメリカ
2011年に起きたオスロ郊外のウトヤ島で起きた77人の命が奪われた無差別乱射事件のその後を描いた作品。「ウトヤ島、7月22日」は未見。
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サマーキャンプを楽しんでいたビリヤルたちは極右思想の男によって襲撃を受ける。足・肩・頭に被弾した彼は一命をとりとめたが脳に銃弾の破片が残り絶望していた。犯人の弁護人は精神鑑定を基に医療措置を請求するが、本人は自分を「テンプル騎士団」の一員で精神異常は無いと主張した。ビリヤルは法廷に立つべく必死でリハビリを始め…
淡々と話は進み、オスロの晩夏~冬にかけてのお天気の悪い季節のうつうつとした感じと、少年の故郷スバールバルの凍てついた雪景色がことさら寒々しい。PTSDと闘いながらも前を向こうと頑張る彼・彼女たちに胸を打たれる。
未来ある少年たちの命と健康を奪っておきながら最後まで何の反省もしてない犯人が、他所の国の刑務所より絶対快適な独房(寒い国だから暖房もあるし人権に厚い国だから、ちゃんと大きな窓もある)で無期懲役するなんて…と、何ともやるせない気持ちになった。
担当弁護士が最後、握手を求める犯人と決して握手しなかったのだけが唯一の救いと思うしかない。
ウトヤ島、7月22日(字幕版) - エリック・ポッペ, シヴ・ラジェンドラム, アンナ・バッヘ=ヴィーク, アンドレア・バーンツェン, エリ・リアノン・ミュラー・オズボーン, ジェニ・スヴェネヴィク, アレクサンダー・ホルメン, インゲボルグ・エネス, ソロシュ・サダット, ブレーデ・フリスタード, アーダ・アイド, カロリーヌ・シャウ, タマンナ・アグニホートリ, トルケル・ドンマースネス・ソルダル, マグヌス・モエン
ウトヤ島、7月22日(字幕版) - エリック・ポッペ, シヴ・ラジェンドラム, アンナ・バッヘ=ヴィーク, アンドレア・バーンツェン, エリ・リアノン・ミュラー・オズボーン, ジェニ・スヴェネヴィク, アレクサンダー・ホルメン, インゲボルグ・エネス, ソロシュ・サダット, ブレーデ・フリスタード, アーダ・アイド, カロリーヌ・シャウ, タマンナ・アグニホートリ, トルケル・ドンマースネス・ソルダル, マグヌス・モエン

この記事へのコメント

  • JUNKO

    そうなんですか、私も見ようと思います。ハピーエンドに期待をして。
    2026年05月12日 17:14
  • ノルウェーまだ~む

    >JUNKOさん
    >
    この3つのうち全部が一応ハッピーエンドなのですが、「最初に~」はそこに至るまでがかなりキツイ話なので、JUNKOさんにおススメなのは「スウェーデッシュ~」です。軽いコメディタッチですょ☆
    2026年05月12日 22:43
  • Take-zee

    こんにちは!(^^)!
    昨日は横浜市のこども自然公園に初めて訪れたら
    カワセミがまじかでお出迎えしてくれました (^_-)-☆
    2026年05月13日 10:51
  • こんばんは。
    今ネトフリを一時お休みしてるの~。
    でもご紹介してくださってるの、面白そう。
    特に「スウェーデッシュ・コネクション」が見たいわ。戦争ものなのに血が一滴も流れずにコメディで、しかも感動的なのね。

    再加入したら絶対見ますね(*^^*)
    2026年05月13日 20:05
  • ノルウェーまだ~む

    >Take-zeeさん
    >
    よかったですね~
    外がギリギリ気持ちの良い季節です。長く続いてくれたらいいのに…
    2026年05月13日 21:50
  • ノルウェーまだ~む

    >瞳さん
    >
    是非是非、再加入の時に是非見て!
    私はできたら「最初に父が~」も見て欲しい~☆瞳さんなら多少(?)血が流れても大丈夫だもんね?
    「スウェーデッシュ~」は本当におススメ🎵
    ご覧になられたら感想楽しみにしていますね!
    2026年05月13日 21:52
  • おはようございます(^_-)-☆
    今週は家内の両親が眠る富士山の霊園と
    昨日は家内のお墓参りと済ませてきました (*^_^*)
    2026年05月15日 05:54
  • ノルウェーまだ~む

    >Take-zeeさんかな?
    >
    2度目のコメントありがとうございます。
    奥様亡くなられていらっしゃるのですね…?お独りでも精力的にお出掛けになっているの素晴らしいです。
    2026年05月15日 09:00

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