ホラー作品で有名なスティーブン・キング(黒キング)が、人間賛歌をテーマに心温まるヒューマンドラマを描くスタンドバイミー的な白キング作品。これは良い作品だわ~~
「サンキュー・チャック」 公式サイト
ネタバレせずに見るのが良いけど、人間の死生観に言及して哲学的でもあるし私個人としては考察を読んでから観るのもアリかな…一番いいのは映画→原作→考察→映画!
第3章:世界が崩壊し始め、ネットも繋がらず停電も始まった。何故か街には「サンキューチャック」と書かれた看板が立ち始め、映らないテレビにまでそのCMが流れていた。教師のマーティは別れた妻の元へ走り…
第2章:会計士のチャックは町でたまたま出会った大道芸のドラマーの演奏に合わせ、見知らぬ女性を誘ってダンスを披露し喝さいを浴びる。
第1章:幼いころ家族を事故で失ったチャックは祖父母と暮らすが、その家には開けてはいけない部屋があって…
いきなり第3章から始まる事で、過去へ遡っていく話なのが冒頭から判るけど、この3章は黒キングのテイスト。謎めいた世界終末の話はゾワッとさせたり、途中挟まれる意味ありげなシーンが伏線となっていく。
予告編でも公開されているチャックのダンスシーンはそれは見事!演じるトム・ヒドルストンは相当練習したのでしょうね…
冒頭とは全く違う明るく華やかな第2章は、スティーブンキングの原作を読むようにナレーション多め。実際ほとんど原作の文言通りなのだとか。生き生きと踊るチャックが後に脳腫瘍で早逝することが明かされ、人生で一番輝いたこの瞬間の為に生きていたと語る。
祖父の役はスターウォーズのルークでお馴染みマーク・ハミル。もうすぐ公開の黒キング作品「ロング・ウォーク」では歩けなくなった人を容赦なく撃ち殺す冷血漢を演じているらしいけど、ここでは幼いチャックに人生の大切な事を教えてくれるヨーダ的存在。
彼が解く宇宙の話は、テレビの教育番組?からも流れ、冒頭の教師も全く同じフレーズを語る=ここがポイント。
そして小学校で女性教師が彼の頭をそっと包み込んで、『色々な人と出会い、これから出会ったり出会ってない人も頭の中に広がる宇宙で生きている』と教えてくれるシーンが重要なキーとなっている。
チャックを形創ることになる幼少期の想い出は、彼が今まで出会った人から学んだあれこれが詰め込まれ、伏線となったものが明かされていく。
ただ非常に繊細で複雑な構造になっているので、見終わって「ん?」となる人が多いと思う。
実際私はパパンと話して「あ~なるほどね?」となって私の理解力の無さをバカにされたので、何人かで観に行ってあれこれ考察するのもイイかも。
普段私が観ている映画にはとんと興味を示さないパパンが唯一反応するキングの映画。スティーブン・キングをこよなく愛しているパパンと数年ぶりに一緒に映画に行ってキングファンの彼がめっちゃ良かった🎵と大絶賛したので間違いなし!
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この記事へのコメント
JUNKO
瞳
キングファンのパパンさんも絶賛!!
観た人の評価がすごく良くて私もこれは絶対観たいな。
こちらでは6月なの。
トムヒのダンスも楽しみ♪
原作先に読もうかなと思ってたけど、映画→原作の方が良さそうですね。
ノルウェーまだ~む
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こちらの映画はスティーブンキングだけに一番最初の第3章はちょっとだけホラーテイストになっていますが、根本的にはヒューマンドラマです。
第2章からずっとジワリと涙が滲むんですよ。
ノルウェーまだ~む
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こちらにも有難う~!
ありゃん!そちらでは6月公開なのね?
実は劇場はちょっと小さめで半分くらいしか席が埋まってなくて、前評判の割には少ないな~って思っていたの。
難解映画好きの私もうっかりと勘違いしてて、これはかなり思慮深い人か、キング慣れしている人ならマルっと感動しやすいけど、少し難解なので、額面通りに物語を受け取るタイプの人にはちょっと難しく感じるかも…
でも色々な受け取り方があって正解だし、後で考察読んでなるほど~っていうのも楽しいよね☆
latifa
これ、チェック入っています☆
配信になったら即見ますね。
パパンさんはスティーブン・キングのファンなのね?
一緒に映画行って、見終わった後もお話に花が咲いただろうなーいいなー!
Take-zee
今日は朝から雨なので撮り貯めた写真を
整理します 😊
ノルウェーまだ~む
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夫は私が観ている映画に全く無関心で、最近になって「キングの映画を公開するみたいね?」って言って来て、『それ、かなり前から教えてあげたのに~プンスカ!』と彼がいつも私の話を右から左だったのが判明したのでした。
そんな訳で、一緒に映画に行くのは何年振り?だったけど、スティーブンキングのお陰で映画も考察大会も楽しめたわ(笑)
Uネクストは配信が早いから、latifaさんのレビュー楽しみに待ってるね☆
ノルウェーまだ~む
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そういう日も大切ですね。
ノラネコ
観ているうちは、面白いんだけど何を描く映画か分からない。
観終わってスクリーンの中で起こったことを頭の中で繋ぎ合わせて、ようやく全貌が見える。
構成の妙に自信があるから出来ることでしょうね。
ノルウェーまだ~む
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仰る通りです!
色々なテイストが合わさって、いったい何を表現しようとしているのか最後まで考えさせられ、額面通りに受け取ったら見えるものが見えなくなっちゃう味わい深い作品でした。
2度3度見直してどんどん深く味わえる楽しさもありますね。
ふじき78
いきなり第4章から始まって、過去へ遡っていくのは「スター・ウォーズ」。マーク・ハミルが孫に「お前の父親は私だ」と言わせてみたい。秘密の部屋にはダース・ベイダーのマスクが隠してある。